Nicotto Town



重賞展望


【京都牝馬S】4年ぶりに京都外回り1400での開催。京都外1400は2~3F目が上り坂に当たることで序盤のペースは上がりにくいコースで同じ関西の阪神内1400とは直線の長さや坂のある位置も含めて真逆に近いような設定。求められる能力もかなり違うことは頭に入れておきたい。16~20年を振り返っても16年は0秒8のハイペース、19年は前後半イーブンやったけどそれ以外の3年は1秒以上のスローペース。ミドル~スローが基本形。まぁ、5年中3年で道悪になってるから血統も含めて参考程度にしかならんけど他の同コースでも重要なことやからね。その血統では追走力より末脚を求められるからか中長距離サンデー系を父に持つ馬が目立つ。

ナムラクレアはコースや馬場を問わず安定して走れてるように総合力の高い馬。早い流れの千二ではあんまり位置を取れへんしピュアスプリンターというよりは千四兼備のタイプで距離自体は問題なさそう。細かいことを言えば使える脚が長くはないからロンスパになりやすい京都で外を回して脚を使わされるよりは内枠の方がベター。メイケイエールはもう1年以上勝ってへんのか。ただ前走はアメリカのダート、安田記念はVMを頓挫で回避した影響、高松宮記念は不良馬場と敗因は明確。スプリンターズSでは圧倒的に内有利な中、終始外目追走で0秒4差の5着なら悪くないし1枠のナムラクレアとも0秒2差なら充分。スプリンターではないから前傾色が強くなるとパフォーマンスを落とす。気性面を別にすればペースが上がりにくい京都千四は合いそう。ストライドで走るから大箱平坦も良いはず。ソーダズリングは2000を超えると距離が長いのは間違いないとは思うけど、速い流れになったローズSで全く走れへんかったのを見るとこれ以上の距離短縮で良さが出るかは疑問。スローで流れてくれればって感じかな。ロータスランドは岩田父が乗った時は何故か後ろからインを突く競馬をしてるけどそれ以外の騎手が乗った時は前に行ってるんよね。今回は松山騎手がどう乗るか。能力も実績も上位ではあるけど本質的には荒れ馬場や急坂コースベターなパワー型なイメージ。阪神の方が良いとは思うけど馬場が荒れてくれれば。プレサージュリフトは初の千四でどうかやね。速い流れになった東京新聞杯でもやれてるようにこの距離でも、とは思うけど関西遠征で結果が出てへんかったりでちょっと扱いが難しいね。荒れ馬場京都得意なハービンジャー産駒やから余計に悩ましいw穴っぽい所ではモズゴールドバレルを。3勝クラスでコレペティトールに2度先着してるし2走前はソーダズリングとタイム差なしの2着。この時みたいなスローの上がり勝負よりはある程度締まった流れが向くタイプで、34.1-34.4の流れやった葉山特別は馬場が違ったとはいえ翌週の安田記念と0秒2差の好時計。押さえておいた方が良いと思う。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.