Nicotto Town



重賞展望


今週末の重賞は京都記念、共同通信杯、クイーンCの3つ。

【京都記念】4年ぶりに京都外2200での開催。16~20年の5年中4年で道悪とやたら雨の影響を受けることが多くラップ的にもあんまり共通点がなさそうで過去の傾向はどこまで参考になるか難しいところ。同コースのエリザベス女王杯なんか見ても基本はスローからの4Fロンスパ戦やと思うけどね。血統もこれといった特注は見当たらんけど好走馬を見ると軽い馬場でスピードを活かしたいタイプよりも荒れ馬場に向きそうなパワーや持続力タイプが目立つ。

ベラジオオペラは血統からは小回り中距離戦向きなイメージやけど、ダービーでは内を上手く立ち回れたとはいえ速い上がりを使って4着に好走してるし上がりのかかる小回りのロンスパ戦や道悪もこなしてるように比較的幅広い条件で走れてる印象。前走チャレンジCなんかも20キロ馬体を増やしてきてGⅡ~GⅢ大将格のボッケリーニを下してるならここでも、というのはあるけどボッケリーニにとっては内回り2000は若干忙しい感じやし、勝ち時計も特筆するほどではないってのがどうかなと。1番人気でも本命を打たざるを得んほど盤石かと言われると。ルージュエヴァイユはエリザベス女王杯2着馬ではあるけど道中インベタで上手く立ち回れたし、この時のメンバーはGⅠ馬がジェラルディーナだけというかなり寂しい顔触れやったし時計的にも決してハイレベルとは言い難かったからね。牡馬相手の重賞ではエプソムC2着があるけど勝ったジャスティンカフェは上手いレースが出来てたとも言い難いし3着以下を見てもうーんという感じはあるかな。プラダリアは村内長く脚を使えへんのかなって思ってたけど京都大賞典では約7Fのロンスパ戦で勝てたし2500での止まり方を見ると2400辺りが上限と見て良さそうで2200への距離短縮はプラスになりそう。母系のスピード色が強いだけに本格的なスタミナが問われてどうかはあるけど荒れ馬場自体は問題ない。能力的には最上位の1頭。マテンロウレオは速い脚が求められへん小回りベストな感はあるけどギアチェンジ力やトップスピードが問われへんなら外回りでも問題ないはず。前走は1角の入りでごちゃついたことや4角大外ブン回しで出し切れず、2走前も外枠から終始内に潜り込めず立ち回りの上手さを活かせずと不完全燃焼が続いてるけどGⅠでも2度掲示板内に入ってるようにこれも能力自体は最上位の1頭。輸送でテンションが上がるから関西のレースの方が安心感はあるし内枠を引けたなら面白い。今回少頭数で極端な荒れ方するかはわからんけど穴で狙うなら各馬外を回した結果の内前残りかなと。アフリカンゴールドは前走は流石に距離も長かったし展開も独特過ぎたから参考外。得意のスローロンスパならAR共和国杯や京都大賞典も大きくは崩れてへんように気分良く走って展開が噛み合えばまだまだやれる。最後にバビット。近走を見ると終わったように感じるし展開もアフリカンゴールドとの兼ね合いにはなるけどステイゴールド系は高齢になっても突然好走したりするからね。これもスローロンスパ自体は合うし全くのノーマークならあるいは。





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