Nicotto Town



1/26 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2024/01/26
キラキラ
集めた場所 個数
自然広場 4
ショップ広場 5

4択  「いくら


キラキラ  「自然広場」 旧 ホームセンター 屋上

     「ショップ広場」プレミアムショップ 看板  

4択  最も好きな魚卵はどれ? → いくら



「イクラ(Икра:ikra)」は元々ロシア語で「魚卵」「小さくて粒々したもの」の意。

日本ではサケから取り出した状態の卵膜で包まれている「筋子」とそれをバラバラにしたイクラを区別することなく「筋子」と呼んでいたらしい。
筋の子??
というわけではなく筋に卵が連なっていることから名付けられたらしい。

紅鮭や樺太鱒からも取られそれぞれ紅子、鱒子と呼ばれているらしい。
それを塩漬けしたものが北海道や東北では昔多くみられたらしい。
かーなーりーしょっぱくて今の塩を避ける風潮のせいかあまり見られなくなったという。

筋子は延喜式(平安時代中期に編纂された律令の施行細則をまとめた法典)の記述に見られるから古くからあったんだろうなぁ。
が。
古い時のレシピが全然ヒットしない。
平安時代は醤油が存在しなかったから、塩漬け?酒粕漬け?
平安だろうが飛鳥だろうがご飯はあるから上に乗せるだけでウマーーーー!!な筋子はあまり調理法が発達しなかったのだろうか?
現在でも筋子やイクラは塩・醤油などにつけて食べることが多ぐらいだ。

ではイクラの名付け親(?)のロシアでは筋子やイクラをどう食べているのだろう??と見てみると塩漬けしたものをサラダに散らしたり「飾付け&塩分」という意味合いで使われていて、筋子それだけの料理って見当たらない。

オーブンで焼いたり鍋で煮込んだりしたらプチプチ食感台無しだものなぁ。
・・・ささっと揚げるぐらいならあり??
それでも生のイクラを生かした料理だ。
生以外の筋子に利用価値はないのかーーーーー!!!

いや、逆に考えよう。
生での利用価値が高すぎるのだ、と!
火を通さない小麦粉や米に利用価値があまりないように!
生に価値がありすぎるのだから素直に生で味わおう!
あーー、、ほっかほかのご飯の上にイクラよーーー!!
うまい!!!

そういえば生物(なまもの)を食べる風習のない中華ではイクラはどうやって食べていたのだろう?
検索してみると出てくるのは「上海でイクラ丼と日本酒で北海道をアピール」だの「和モダンの中華料理」だの日本絡んでたーーー!
うーむ。4ツ足のものは机以外は食べると言われた中国でもイクラは食用として珍重されることはなかったのかも。
生物(なまもの)だからなぁ。
というよりそもそも鮭が遡上していかなかった??
大きな寒い海に面してないよね、中国大陸。

調べてみると中国で古くは鮭は食べられていなかったようだ。
鮭、という漢字は中国では雑魚、という意味でシャケ(サーモン)のことを指していないらしい。
現在、鮭は中国語で「三文」と書くのだが、サーモン→三文という音表記であって三文で買えるお値段だからとかそういう意味はないそうだ。
故に鮭を使った伝統料理はない。
それじゃイクラを使った料理なんてあるわけなかった。
生食とかいう問題じゃなかった!!

色々調べていてビックリしたのが鮭の産地チリでは元々鮭はとれなかったらしい。
50年以上前にチリ政府が日本にサーモン養殖の支援を依頼し、日本の養殖技術者が持ち込んだものがチリ初サーモンであった。
寿司ブームでサーモン需要は世界規模に拡大。
全世界の3割のサーモン漁獲高を誇るチリのサーモンも奪い合い!
外来種であるサーモンと現地生態系の兼ね合いなど色々問題もあるようだが既にチリ第2の輸出品と化しているサーモンをなかったことにするわけにはいかないようだ。
サーモンが外に逃げないよう網を二重にしたり、海中ドローンで監視したりサーモンの餌で海中が汚れないよう気を使ったりと養殖にすごくお金がかかるようになってしまったが後戻りはできない覚悟でチリも頑張っているらしい。

ありがとう!チリ!!
お陰でサーモンとイクラの親子丼が食べられるよ!!!
うっまぁあぁぁああ!!!
・・・高いからたまーーーーーにだけどね!

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2024/01/26 13:14
食べたくなるやつ~。




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