Nicotto Town


モリバランノスケ


カフェ

今日は、所要があり、この地域の中心都市<サツッポロ)に来ている。今、妻と二人で、この街の駅前通り南三条西四丁目の角にある、老舗のカフェでくつろいでいる。窓からは、スキージャンブ競技の会場、大倉山が遠望出来た。

近づいてきた、ウエイトレスの(何にいたしましょうか?)との声に、我に返る。頼むものは、決まっていたが、一応、渡されたメニューに目をとうしながら、<ハッピネスを中と小、それと、エゾバナナを一皿>と、注文した。
ハッピネスは、私が愛情を注いて育て収穫した
ハウス栽培のコーヒー。エゾバナナも、同様に私がハウス栽培した、バナナのブランド名称。

今日、こうして街なかに来たのは、たまに都会の空気を吸い雰囲気に触れて息抜きをする、というのが有るけれども、第一の目的、それは、かわいい子供達の元気な姿に接する事である。
格好を付けて言うならば、市場調査である。

注文した愛おしい子供達が、運ばれてくる。
先ず、一口飲む前に、彼等と話をしたい衝動に駆られる。私は、<元気にしてた?。街なかの新しい環境はどう?。>・・・・と。
ハッピネスは、(最初は、戸惑い寂しかった。今は気持ちの整理が付き、楽しいですヨ。)と返事。エゾバナナも、(彼と、同じ気持ちかナ。お客の、とても美味しい、との声を聞けた時がとても嬉しいヨ)との答え。

私は、親愛の気持ちを込めて、静かに、カップを口に近づけ、飲んでみる。舌の上に拡がりジワと滲みてくるような甘み、酸味、そして、後に残る深み。これならば今年の出来も上々だ。次に、エゾバナナの輪切りを、一個食べてみる。無農薬栽培なので、皮からの食用が可能。高い糖度を示す甘みだ。こちらの出来もgood。






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