Nicotto Town


モリバランノスケ


サウナ

山際の朝靄が、次第に、濃いあかね色に、変わっていく。少しずつ、朝の☀太陽が、姿を現す。私は(おはよう御座います。久し振りに、お顔を拝見、嬉しいです!)と、語りかけた。彼も、<元気そうだね>と、応じてくれる。

私は、この瞬間が好きだ。真っ白に雪を被った山並みと雪原が、キラキラと輝き、その神々しいステージを、朝の太陽が昇ってくる。我が庭の、老エゾマツ、楓を始めとする樹木達も、空高く枝をグゥゥと力強く拡げ、背伸びをして、喜んでいるように見える。私は、ラジオのスイッチを入れ、周波数をNHK第一に合わせる。聴こえる音楽と掛け声に合わせ体操を始めた。

食事前、毎朝の習慣は続く。それは、朝風呂だ。昨夜、愉しんだお湯は、まだ温かく、十分に楽しめる。このログハウスの建設時、風呂はかねてより考えていた、木の風呂にした。長野県木曽の専門業者に頼んだ、檜風呂である。

それと、私の大好きなサウナを併設。一人用の小さなサウナだが、先に、温泉の熱湯を配管で通し、その後、湯船に流れ込むようにしてある。私は、時々、窓を開けて外の冷気を入れたりしながら、サウナと湯船の双方を、何度か交互に繰り返す。自分の体と相談しながらの、ゆったりとしたリズムを、刻む事にしている。

並行して瞑想を行う。それは、今の私にとって唯一無二と言える、健康法であり、大いなる楽しみなのだ。今朝も、何度か繰り返したあと、湯船に浸かっている。開け放った窓からは昨夜の雪を冠った樹木達が、見渡せた。血液が、体内の末端まで、行き渡り、全ての臓器が、健康の雄叫びを!。私の気力は、高まり続ける。





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