光る君へ
- カテゴリ:日記
- 2024/01/14 23:04:49
光る君へを観た。
うん、不安的中なスイーツ大河に歴史ガン無視、それだけじゃなく当時の世界観もガン無視。
正直1回目は不安しかなかった。
顔面晒して外歩く貴族の奥方にお姫様、姫君が雑巾がけに、
高貴な身分の貴公子がふらふら外歩き。
挙句、道長と紫式部が幼馴染。
血染めの次男坊が平然と自宅をうろつく。
晴明様ー!
平安時代は歌舞伎なら神代の時代。
紫式部も正式な記録はほとんどなく、
この時代をドラマ化するなら創造するしかないのは分かりますが、
いくら何でもやり過ぎ。
単純に平安時代の恰好をした現代ドラマなら分かりますが。
まぁ、それでも所詮ドラマですので、好き勝手創っても面白ければ問題ない。
問題は血染めの次男でして。当時の穢れの意識から行けばなんぼ何でもやり過ぎ。
問題行為ではすみません。
当時の世界の常識と言うか、当時の社会の構成の土台を無視しているので、
今後穢れや方違えを持ち出しても、あの時の事と整合性が取れなくなる。
創作ドラマならそれで良いけど、その世界の規則を無視してご都合主義で話が進むと、
その世界の中で話が崩れてしまうと思います。
そんな訳で色々と思うところが多いのですが、
元々いつか大河ドラマで平安時代をやってもらいたいと願っていたので、
その点は嬉しいです。
これを機に色んな人物に光を当ててもらいたい。
また、ぼろくそ言うようですが、脇役は滅茶苦茶面白い。
夜型で胡散臭さ満載で、陰気で冴えない安倍晴明。
記録でもかなりいっちゃってる花山天皇。
セリフ少ないのに既に良い味出してる藤原実資。
第二話ではそんなくせ強が渋滞して面白かったです。
主軸は王道の少女漫画で私はあまり得意ではありませんが、
第一話の殺人の後始末や兼家の指示の出し方がなんだか戦国時代の武士風ですが、
まぁまぁ、脇役が良い味出している。
これで王道の少女漫画を丸一年やるのはきついと思うので、
いつかこのキュンキュン幼馴染のまひろと道長をまとめて地獄に叩き落として、
ドロドロとした権力争いで画面が真っ黒になると期待しています。
だって、いくら創作しても道長と紫式部は結婚せず、
道長の娘にお仕えした女官なので。
このまま創作が言ってしまうのはいくら何でもと思っています。
このお花畑の軌道修正するには地獄に叩き落とすしかなくなる。
壮大なフラグだと思っています。
また、第二話までで、源氏物語の内容を道長とまひろの関係に落とし込んでいるので、
記録では没年月日不明の紫式部。
最期は浮舟よろしく入水して亡くなるか、出家するかもしれない。
光る君へは道長と紫式部の架空の恋愛を描きながら、実はそのベースは源氏物語。
話の中では実体験を物語だけど、視聴者は源氏物語を実体験にしているのかなと、
そんな期待をしつつ、気長に観ていきたい。
折角念願かなって平安時代やるので、色々思うところはあるけど、
ドラマだから!そう思って観て行こうと、『今は』思っています。
設定が吹っ飛びすぎていると言うか、平安時代のものの考え方自体ほぼガン無視で、
ポカーンとなりますが、その分脇役はかなりいけます。
あの脇役の癖ツヨ集団やブラックな感じが無ければ相当ディスりましたw
まぁ、でも初めてまともに平安時代やるので、間違い探し含めて面白いです。
なかなか面白そうな様子の大河ドラマですなぁ
オイラは、ドラマ見始めるとハマっちまうので、
なるべく見ないようにしてますが、ちょっと気になりますなぁ…
キャストを見ると、「さすが!N○Kさん」と思うのですが
なかなか大胆な脚本のようですね
いくら没年月日不明とはいえ、脚色し過ぎはねぇ( ´艸`)ムププ
機会があったら、久しぶりに見てみるかな