Nicotto Town


モリバランノスケ


対話

今朝も、今にも天から雪の精が降りてくるょうな、曇天<雪空>である。

天気予報によると、午後からは、本格的に降り出す模様のようだ。毎朝の習慣、愛犬を伴う散歩<運動>の途中、自然の流れで、老木との対話が始まっている。

彼の表情は、いつものように、良好で明るい。話していると、私の気持まで、高揚していき、とても元気になってくるのが分かる。

何故だろうか。それは、この世にもたらされた命として、自分の存在理由を、ハッキリと明確に分かり、理解しているからだろう。

この地球上の裏も表も嗅ぎ分けてきた樹生の為せる技なのだ。

彼の口癖!。<今のままなら、この地球は50年と保たない。しかし、このことは、運命であり宿命と言える。我々は、時間とは、後ろから前に進むもの、と、思い込んでいる。が、ある時を堺に、止まり、逆行するようになるだろう>

私は、その言葉を聴いても、けして、暗い気持ちには成らない。それは、この地球の終わりではなく、再生と聴こえてくるからだ。彼の言葉は、慈愛に満ち満ちていて、何時しか、私を、深い至福の世界へと導いてくれる力がある。




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