Nicotto Town


モリバランノスケ


温室

今、ログハウスの側に建設した、温室にいる。中に張り巡らした配管の中を、自噴する温泉水が駆け巡りハウスの温度は冬期でも一定に保たれる。その為、周りの雪は積もることは無く、天井のガラスから空を仰ぐことも出来るのだ。

私は、(気分はドウ)と語りかける。相手は、ここで育てているコーヒーの木々達。可愛くて可愛くて、たまらない。一本一本に、私の心から沸いてくる、親しみを込めた言葉で語りかけるのだ。(夜はよく眠れた?。寒くなかった?。体の調子はドウ?。困っているある?)
少し、元気のない葉を手で触り温めてあげる。

彼等は、岡山の発明家(故人)が発見し、今は後継の企業が特許を保持する凍結解凍覚醒法により、この世に誕生した。成長が速く、無農薬を好む。あくまで、私の解釈だが、人類の傲慢により弱った生命力が氷河期前に蘇ったのだ。

現在、全国に、南から、宮古島、大分県日田、静岡県浜松、千葉県市原。オット忘れていた。ここ、私の農園もその一翼を担っている。今、曇天の雪空が、一箇所薄くなり、陽光が差し込み始めた。一瞬の事と思われるが、彼等もどことなく嬉しそうだ。私も、(良かったネ、好かったネ)と、声を掛けて回っている。

所で、(コーヒーの味はどうなの?)と、声を上げた貴方。全く、心配御無用天下一品です。
世界的チエーンのスタバが、シアトル、ニューヨーク、上海、香港、ミラノ




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