Nicotto Town



12/28 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2023/12/28
キラキラ
集めた場所 個数
ペット海浜公園 10
展望広場 5

4択  「ぶどう


キラキラ  「展望広場」 お団子屋さん

     「ペット海浜公園」右の柵  

4択  紫色の食物といえば? → ぶどう



シャインマスカットのマックシェイク美味しかったなぁ。
きっとシャインマスカットも美味しいんだろうなぁぁあ。

この前、フランスで農業や植物関係の大学で学び、将来フランスの農業の向上を目指している青年が日本の農家見学に行っている動画を見た。
見学したのはシャインマスカット。

「凄い・・・」
とつぶやくので何?と思ったら
「ぶどうの枝が直線ですべてのツタが並行になっている!」
あ、、、そこから??
フランスのぶどうはくねくねしたツタのままだそうだ。
・・・いや自然はそうなんだけどね。
ほら、作業効率悪いじゃん?
すべてが並行で同じ高さなのでパッと見た瞬間にどのぐらい実がついているかすぐに分かる。
1つ1つに紙の袋がついているし、大きく育った実しかなかったのでどの実を残すのか、それには次への実までどのぐらい距離をあけるか、日の当たり方や位置から農家さんはわかっているのだろうなぁ。

そして皮つきのまま食べられるよと言われて「え?」となるフランス青年。
フランスではぶどうを皮付きのまま食べることはないらしい。
言われるがまま食べて、無言になる青年。
心配した農家さんが「美味しくなかった?」と聞くと青年は
「これ・・・種がない・・・」
そこからかっ!

おかしい。
フランスって農業大国なのだ。
農業への政府からの手当も凄く分厚い。
そしてその農作物をEUに輸出することによってフランスはEUの胃袋を掴み、戦争をふっかけられないように頑張ってきたのだ。
もともと農業国ではあったが、ドイツにボロ負けしたのがかなり堪えたらしい。

実はドイツに先に宣戦布告したのはフランスだ。
ドイツがポーランドに侵攻した瞬間に宣戦布告した。
1939年9月のことだった。
何故ならフランスはポーランドと同盟を結んでいたから。
でもイギリス・フランス軍はドイツに侵攻することなく自国領土を守る構えを見せ、ドイツもポーランドを動かなかったので戦火はなく「???こっちこない??」と思っていたら1940年5月10日にドイツ軍はオランダ・ベルギーに侵攻、そのままフランスに向かう。
フランスはドイツの侵攻に備えて大金を投じて塹壕と防御拠点を築いていた。
それがマジノ線。
ドイツはマジノ線のまだ作れきってないところを突破、大きく迂回してたった1ヶ月でパリを落としたのだった。
このことはフランスに大きな屈辱を与えたらしい。
どのぐらいかというと、アメリカが主体となって欧州をドイツから開放、パリが開放された時にドイツ将校達とねんごろになっていた女性を連行して坊主にし、パリ解放パレードの中に放り込んだぐらい。
坊主になった女性を見たパレードの一般人達が指さして大笑いし、中には銃を女性の頭につきつけたり、ぶっぱなしたりした奴もいたし、頭皮や体に鉤十字をペイントされ衣服を剥ぎ取られ引き回されたりもした。
地位のある女性もドイツ将校とねんごろになったが、娼婦も多かった。
娼婦は仕事なんだからなーーーーと思うのだが、鬱憤晴らしには最高の娯楽だったようだ。
ここらへんは映像も残っているので今でも証拠として見ることができる。
「日本は人権的に劣った国デスネーーー」などとほざくフランス人に「パリ開放の時に何が起こったか知っているぞ」というと黙り込むのでフランス人と喧嘩の予定がある人は知っておこう!

まぁそんなことからドゴール将軍の「フランスを勝利国にしてくれなきゃ今ここで首を吊るぞ!!!」という脅しのおかげで勝利国、更には常任理事国になっているフランスだが(ドゴールも別にアフリカ行って戦い常勝!ってわけではなくじっとしてただけだし、フランスの「レジスタンスによる抵抗」って何もしなくて勝利したと言われるのが嫌で作った神話だ。少しは抵抗運動もあったようだがほぼ全員ドイツ兵士とよろしくやってた)、「二度と攻められないように」という決意はそりゃそうだろう、というところだ。

が。
農業手当が厚いことが災いになっているのか、そもそもそこまで品種改良に積極的ではなかったからなのか、フランス農業は昔のままらしい。

現在、日本産ワインが世界の中で評価急上昇だが日本は醸造方法もよくしようと頑張るが、使うぶどうだってワインにあうように頑張っている。
昔父がフランスのワイン農家のタンクの入れ替えを見学する機会があったそうなのだが、設置されたタンクの上部を農家の人がトンカチでガンガン殴ってて不思議に思った父が「そうすると何か効果があるのですか?」と尋ねたら「いや。前のタンクはここに凹みがあったから同じにしてる!」と答えられたらしい。
それ・・・何かの戦争の時の銃弾によってできたくぼみじゃ・・と父は思ったらしいが、同じことを繰り返しているだけのフランスに勝てるかも・・と日本の未来に希望を見出したらしい。

しかしブランド力ではぜんっぜん勝てなかったよ、日本。
味では勝ってもヨーロッパの売上では勝てなかったのだ。

でも若いフランス人は日本の農業を学ぼうとやってくるようになった。
シャインマスカットを食べた青年はたった数人の数日で収穫を終えると聞き、手伝うから見学させてくれと農家さんに訴えていた。
女性から老人までいる収穫ではそれぞれの力に見合った仕事が与えられるらしい。
それを見るのも勉強になるかもしれない、それに手伝ってくれるのは本当にありがたいのです、と頑張ってる日本の農家さんはにっこり笑ったのだった。

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2023/12/28 08:45
大学の先輩の親戚のお家で、夏休みにブドウの収穫のバイトしたなあ…なつかしす。




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