Nicotto Town



重賞展望


日本と香港で重賞7つの忙しい週末も終わって今年の競馬も残りあと2週。気分良くでっかいのを当てて締め括りたい。今週末の重賞は朝日杯FSとターコイズSの2つ。

【朝日杯FS】過去5年中4年で前傾ラップ。テンの3F34秒前後で中盤2F24秒程度まで緩んで上がり3Fは35~6秒かかるのが近年の傾向。来年のクラシックを見据えた馬は大体千八や二千でデビューして東スポ杯やホープフル、共同通信杯あたりを使うからここに出てくる馬はマイル以下を使われてきた馬が多いことからペースが上がりやすいんやと思う。ただ今年の出走予定馬は千四以下を使われてきた馬や速い流れを経験してきた馬は例年より少ない印象。展開読みは重要になりそう。あとは先週の阪神JFでも書いたけど今年は4年ぶりにAコース3週目。20~22年は連続開催でそれぞれBコース2週目、3週目、4週目。先週見る限りは阪神JFでレースレコードが出たようにこの時期としては軽い馬場やし基本は内前有利。差しは比較的決まりやすいレースではあるけど例年よりは内、スローなら前にも意識を寄せた方が良いかもしれんね。血統ではダンチヒやストームキャットあたりが目立つ。

ダノンマッキンリーは新馬戦は特筆するほどの内容やなかったけど2戦目の秋明菊賞は馬場や出遅れて4角外を回したことを考えれば時計は優秀。千四の速い流れを経験してきたことは大きいけどマイルは初やし、緩急のある流れになった時にどれだけの上がりを使えるかも未知。少し掛かる面を見せたのも距離延びてどう出るか気になるところ。ジャンタルマンタルは2戦とも最後緩めて完勝してるように能力が高いのは間違いない。前走のデイリー杯も馬場を考えれば時計も悪くはないはず。課題としては高速決着のマイル戦にも対応出来るかどうかとスローの上がり勝負になった時。特に上がり勝負は血統的に苦手な可能性が高い。ある程度流れるなら信頼しやすいタイプではあるけども。あとはこれも少し行きたがる面はあるけど2走とも内枠で前に馬を置けたから外枠で浮いた形になるとどうか。シュトラウスはかなり気性の難しい馬で2走前のサウジアラビアRCは出負け+掛かって自滅気味の3着。前走東スポ杯も序盤かなり掛かってたけど何とかモレイラがギリギリで折り合いをつけて3番手から抜け出して完勝。ただ後続の追走力に問題があった感はあるし、この馬も緩急のついた流れや上がり勝負は苦手そう。そもそもサウジアラビアRCで賞金加算でけへんかったことで1戦多くなった感はあるし、遠征も右回りも初やからね。どれも気性が爆発する要因になりかねへんから実績だけで信頼するのは怖さも。セットアップは正直わからん。というのもここまで3戦全て洋芝千八を後傾ラップで逃げる競馬しかやってへんからね。この距離でも逃げられるのか、逃げんでも大丈夫か、高速馬場適性と未知な部分が多すぎる。これらをクリアしたとして血統からは小回り向きな印象。決め手が問われやすい長い直線コースではどうかな。人気馬にもそれぞれ不安はあるけど、じゃあ魅力的な穴馬がおるかとなるとそれもなぁ・・・という感じなんよね。強いて挙げるなら先週に続いてタガノエルピーダ。阪神JFを除外になってのスライドやからそもそも状態面含めどうやねんってのはあるけど、新馬戦の時計やラップはこのメンバーでも秀逸。勿論キャリア1戦で未知な部分も多いけど逆に言えば伸びしろでもあるしね。あとはミルテンベルク。前走京王杯2歳Sは馬群の外で浮いたような形になってかなり掛かって自滅。血統的には距離はこなせてもおかしくないし内枠なら押さえておいても良いかな。正直ここも馬場傾向が変わらん限り外ブン回して勝てるほど抜けて強い馬はおらんと思うし、枠や立ち回り次第になるかなと。





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