Nicotto Town



12/1 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2023/12/01
キラキラ
集めた場所 個数
展望広場 5
ペット海浜公園 10

4択  「バラ


キラキラ  「展望広場」団子屋 

     「ペット海浜公園」右の柵  

4択  好きな花は? → バラ



バラは香り、姿と、いいからなぁ。

かのクレオパトラは、宮殿にアントニウスを迎えた時、宮殿をバラで飾り、廊下にバラの花びらを20cmほどの厚みに敷き詰めたらしい。
ローズオイルも愛用していたクレオパトラだから、そりゃもうバラの香りでむせ返るようだったのでは。

皇帝ネロもバラを愛用していて、彼のお気に入りの貴族を招いての城でのパーティでは噴水からローズ水を吹き上げ、池には多くのバラを浮かべ、部屋はバラで飾られ、ネロの合図で天井からバラが降り注ぎ、食事にバラを使ったりと愛でたらしい。
・・・・それぐらい国民も愛でろよ。

そんなバカがいっぱい出たからなのか、中世ヨーロッパではバラの美しさや芳香が「人々を惑わすもの」として教会から禁止され修道院で「薬草」として細々と栽培されるに留まった。
十字軍遠征以降、中近東のバラがヨーロッパに紹介されたことなどから、ルネサンス期に再び人々が愛好するようになったそうだ。
以来、人が集まるところにはバラが添えられることが多くなったのだった。

バラが人類の歴史に登場するのは古代バビロニアの『ギルガメシュ叙事詩』。
その詩の中でバラの棘について触れていたそうで、花の美しさを称えたものではなかったそうだ。
とはいえ、まだこの頃は品種改良の行われていなかった原種のままであっただろうから、花は一重か二重ぐらいのもので「バラ」と言われて頭に思い浮かぶ幾重にも花弁が重なる華やかなものではなかったかもしれない。

1867年フランスでバラの交配が行われ「ラ・フランス」が作り出された。
それ以降のバラを「モダンローズ」それまでのバラを「オールドローズ」というらしい。

日本ではバラは古くは「うまら」「うばら」と呼ばれていて、万葉集にも詠まれているそうだ。
西洋のものというイメージがあるバラだが、意外にも日本はバラの自生地として世界的に有名らしい。
品種改良に使用された原種のうち3種類が日本原産で利尿作用などの薬用としても利用されていたそうだ。

現在、多くの品種改良家がチャレンジしているのが「青いバラ」であることは有名だが、その前は「黄色のバラ」だったそうだ。
もう普通に買えるのに意外だ。
自然に黄色いバラは存在せず、苦労の末に生み出されたものらしい。
1900年のことであった。
そこから更に四季咲きの改良や、完全黄色一色に!と改良を加えて完成したのは1920年。
今から100年程前のことだった。

また、真っ赤一色!!!というのもなかったらしく、それも頑張ったらしい。
黄色いバラを作った人が。
どんだけ改良好きかーーー。
その人が今生きていたら、青いバラ作るんじゃーーー!!って頑張ったかな?

青いバラは育種家の夢と言われているらしい。
様々な人が青いバラに挑んだが、青い色素を持つ原種がなかった為に主に赤いバラから赤い色素を抜くという手法で紫や藤色に近づけようとしたものらしい。
しかしサントリーの研究で青い色素を持たないとされていたバラからシアニジン誘導体のバラ独自の青い色素が発見された。
しかし、この色素を持つバラがほとんど花粉を出さないというケチくさいもので交配親として失格。
遺伝子操作に頼らない青バラへの道は険しいそうだ。
でも、バラ独自の青い色素の発見は、青バラを目指す育種家にとって希望の光となったようだ。

サントリーは青いバラの研究を、ビール作りを教えてくれたヨーロッパへの感謝と「ほーら、お前らがサルと嘲る日本人が憧れの青いバラを作り出したよーーーw」と言いたくて始めたと父がいうておった。
本当かどうかは知らない。

黄色いバラが当たり前の時代がくるなんて100年前には思えなかったのだから、いつか青いバラなんて当たり前さ!という時代がくるのだろう。
そうしたら今度はどんな色のバラに挑戦するんだろうなぁ。
赤黄青と揃ったらどんな色もできるか?
だったら今度は形か??
トゲのないバラとか!

人間の挑戦って終わりがないからな!!
・・・私の睡眠のようだ・・

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2023/12/01 08:38
私の城の青い薔薇園、見にいらっしゃい。




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