Nicotto Town


彩の松ちゃん


三連休の中日は何する

今日は、土曜日であるが、三連休の中日でもある。昔に比べて三連休が増えたことは良いが、毎回泊りがけで旅行などに行っているほど余裕のある家庭は少ないと思うが、三連休初日はとりあえずやっておきたいことをするが、2日目の中日は初日とは違った生活をしたいものである。最近は物価高の中へ出かけるのも高い買い物になってしまうので、結局自宅でぶらぶらと過ごしてしまう可能性が大きいから、三連休でも何も恩恵を感じなくなっている。私の場合は、出かけない時は家周りの仕事か、畑仕事を予定に組んでいる。今日は、樹木(栗)の伐採を1日かけて行う予定にしてある。3日目は、畑仕事で汚れた衣類の洗濯もしておかなければならないので、結局三連休は家事をしているだけの生活となるのだ。これからも円安の物価高は続くと思われるので、外出するほどの余裕も徐々になくなってくるだろうから、財布のひもは固くなり景気が上向くこともあり得ないと予想する。冬が近づくにつれて、暖房費の支出も気になってくるから、ますます節約ムードが高まってくるのではないだろうか。という風に三連休を考えてみたものの、毎日が休みの私には関係ないことであった。

ところで政府が決定した複雑な経済対策、実施するのは各自治体だろうが、一時的な減税や給付金ならば支出が必要な時のためにいったん貯蓄しておこうと言うのが、過去の経験から読み取れる。複雑極まりない経済対策を考えた割には、将来の増税に備えて少しでも貯蓄しておこうと考えるのは庶民の常識だから、経済効果など目に見えるものにはならないと思える。円安とともに物価上昇が始まった年初から、節約や貯蓄のムードが漂い始めた今年であるが、経済効果が上がらなければますます質素倹約時代に移っていくのではないだろうか。

それから経済効果をもし期待しているとしたら、賃金はどうなるのだろうか。そもそも賃上げの起爆剤が何を想定しているのかよく分からない。減税や給付金は、円安の為替リスクで相殺されてしまうと考えるので、収益につながるとは考えにくいので、賃上げの起爆剤とは程遠いだろう。やはり値上げが続く限り、買いたくとも買えないのだから、節約ムードにならざるを得ないと予想する。

また、今の物価高を別の角度から見たいと思うが、輸入品に関しては円安で割高となり輸入量が少ない可能性がある。そして野菜など作物に関しては、猛暑が続いた影響で不作となり、出荷量が減っている可能性もある。つまり総合的に商品量が減っている可能性もあるので、需要と供給のバランスが崩れ、値上がりとなっていることも考えられる。そこへ給付金をばら撒けば、購買力が上がり需要バランスが増加するため、ますます値上がりする可能性もあり得ることだと考える。すなわち出来ることなら貯蓄しておいたほうが、値上がりを抑えられるかもしれないと言うことだ。

 

さて今日は三連休とはいえ、丸一日畑仕事をしてしまった。ある調査によると20代から40代までの壮年期は、仕事の満足度が低下するが、50代以降は仕事に満足する人が増えていくそうだ。ほとんどが現役引退組で低収入のはずなのだが、それでも満足度が増すのはなぜだろう。何となく分かる気がしないでもない、自分の今日の畑仕事は、1円も稼いでいないのだが、缶ビール2本飲んで満足だ。やがて70代~80代になれば、必要なお金も少なくなるから、がつがつ稼ぐ必要もなくなるだろうし、上司からがみがみ言われることもないので、のびのび働ける環境にいられるから満足度が上がるのだろう。しかし老後が働くのが当たり前の社会という認識があるけれど、健康上で働けない人や仕事が見つからない人は、老後は余裕のない生活に陥るのも現実だ。自分の老後のプランも何となく30代~40代の頃から、こんな感じで行けるかなというプランは何通りも考えていたが、年とともに出来る仕事が限られてくるのである。いずれにせよ、老後のプランは若い時に作成しておくべきであると感ずる。

 

今日は、畑仕事に一区切りついたので、明日は定峰峠に山歩きだ。ただ最近は、クマの出没が多いので、万が一を考えて歩かなければいけない。埼玉でもクマを見たという情報はあちこちにある、クマが生息しているわけではないが、秩父の山奥やもしかしたら丹沢方面からエサを求めて、あるいは迷子になってやってくる可能性もある。特に今年は、山のえさ不足なので、市街地近くまで来ている可能性が無いとも言えない。それから今月は、高山の紅葉狩りシーズンは終わっているので、低山の紅葉狩りに出かける人が多いと思うが、やはり低山であろうがそれなりの登山装備と常識は忘れてはいけない。低山で最大限に注意が必要なのは、迷い道をしないことである。低山は、高山と違って標識がほとんどない、だから地図も無しに知らない山へ入ると方向感覚がマヒするので、暗くなるまでに山から出られなくなる危険性がある。特に最近は、午後から普段着で登り始める登山者を目にするが、地元民でもやらないことなので遠方から来たと分かるが、山頂まで行ってから下りるなら今頃はつるべ落としで暗くなるため、道迷いすればほぼ遭難になると考えておこう。特に獣は、日没後に行動しやすいので危険だ。

 

最近は、スーパーに週一度くらいのペースでしか行かないが、冷凍庫に2週間分くらいはつまみ、いや食材が押し込んであるので、食事には困らない。たまに夕方半額シールを張る頃に総菜の買い占めに行ってみるが、時には弁当や総菜がキレイに売り切れているときがある、誰でも考えることは同じである。限られた収入で買えるものは限られるのだから、今は他人の目は気にする必要がなくなったのだ。

政府が、しきりにデフレ脱却と言っているが、今の状況がデフレなのだろうか、需要がないわけではない高いから買えないので売り上げが上がらないだけである。ではインフレなのか、それも違う。景気が良く需要が供給を上回って物価が上がっているわけではない。だからデフレでもインフレでもない訳の分からない経済状況なので、下手にコントロールしても軌道に乗せることは難しいだろう。原因は、円安に他ならないが、その源は歴代の政府からの負の遺産の先送りだろう。負の遺産を改めずして経済成長があるのだろうか、世の中は心理戦の時代に入っているので、思い通りにいかないことが多々あると考える。




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