「アガー」って、なあに?
- カテゴリ:レシピ
- 2023/10/23 12:51:32
「アガー」という凝固剤をご存知ですか?
お菓子作りをされる方ならば、きっと ご存知だと。
簡単に言うと、ゼラチンと、寒天の 中間の様な凝固剤です。
アガーとは
原材料
アガーは、海藻のスギノリやツノマタといった海藻などから抽出した食物繊維である「カラギーナン」、またマメ科の種子から抽出する多糖類である「ローカストビーンガム」を原材料とした凝固剤です。
特徴
無味無臭で透明度が高いのが特徴で、食材の風味を邪魔することなく、きれいに透き通ったゼリーを作ることができます。果物など素材の色を活かしたゼリーに使うのがおすすめですよ。
食感は寒天とゼラチンの間のようなプルッとした弾力があり、やわらかく舌触りがなめらかです。90℃以上で溶解し、30〜40℃で固まります。夏場でも常温で溶けださないので、扱いやすいのも魅力です。
一度、アガーを使ったら、もう、他の凝固材が使えなくなります。
ですが、少し扱いにくい所もあります。
アガーを使うときに気をつけるポイント
アガーはゼラチンや寒天と違い、使うときに気をつけるポイントがあります。ここではそのポイントを3つご紹介します。
グラニュー糖とよく混ぜてから溶かす
アガーは水で戻す必要はありませんが、ダマになりやすいので使うときには少しコツが必要です。水に溶かす前にグラニュー糖と混ぜるか、砂糖を加えない場合は水に少しずつ加えながらよく混ぜ、加熱しましょう。
製品ごとに使い方を確認する
アガーは製品によって特徴が変わる豊富な種類があるのも特徴です。ものによってはゼリー用、ムース用、冷凍可能などかなり違いがあるので、購入する前や使用する前にしっかりと確認するようにしましょう。
固まる前に作業は手早く行う
上で説明した通り、アガーは常温で固まります。ゆっくり作業していると固まりはじめる場合もあるので、手早くパパッと済ませましょう。
おわかりいただけましたでしょうか。
そうなのです。ケーキや、タルトなどのフルーツの表面をコーティングしている
ゼリーの様なものがアガーです。
夏場の高温下で、持ちかえっても溶けないという利点もあります。
ですが、もたもたしていると常温でも固まりますから、作業は手際よくしないと大変です。
あらかじめ、砂糖とよく混ぜ合わせておいてから水を加えます。
よくわかりました。
そうそう、フルーツが乗ってるパイとかタルトは
透明なゼリーみたいなので覆われてますね。
あれがアガーだったのかー。
初めて知りました!