Nicotto Town



10/17 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2023/10/17
キラキラ
集めた場所 個数
神社広場 10
ショップ広場 4

4択  「塩


キラキラ  「ショップ広場」ニコット家具店

     「神社広場」茶屋横 番傘  

4択  フライドポテトにつけて食べるのは何? → 塩



塩!!

塩って実はすごい調味料じゃないか??
味がしない食べ物だって塩をふれば食べられることがある。
というか、下味に塩を使わない料理ってないんじゃ?ってレベルで使う。

敵に塩を送る、という言葉があるぐらい重要なことだ!
というか普通はやらない・・・
秀吉の兵糧攻めなんてえげつないぐらいのレベルだ。
塩なんて送らない・・・・

地球上の多くの生物は適量のナトリウムがないと生命を維持することができず、その供給源である塩は生命にとって欠かせないものだ。
汗を欠かない動物においては、あえて塩を加えた食品をとらなくても大丈夫だが、人間はそうはいかない。

なので大昔からどの人間社会でも製塩は行われ、そしてその大半は王などの専売となる。
命を握られているようなものだ。

日本では岩塩はほとんど取れない。
岩塩は昔海だったところが盛り上がり水分が抜け塩だけが固まった状態になったやつだ。
モンゴルの岩塩のようにそのままの状態で食用になるものは珍しく、多くは砂や岩がまざった状態でとれるので一度海水(水)に溶かし、不純物を取り除いて塩を取り出す過程を経なければ使えない。
しかしそれすらない日本では塩の精製は海水に頼ることになる。
縄文や弥生時代の日本の居住が海のそばにあったのは、海の幸がとれることもあるが塩が採れるということも大きかったのではないだろうか。

しかし日本は製塩にはあまり向かない土地が多かったらしい。
海から塩を取り出すには水分を蒸発しなければならないが、当然寒い地域ではむかない。
しかも日本は降水量が世界の平均の2倍ふる!
天気わっる!
大規模な塩田を作っても蒸発してくれないのだ。
なので自然に任せた天日干しだけではなく、ある程度天日干しした海水を仕上げで火を炊いて海水を煮詰めて作ることもしていた。

万葉集に「藻塩」という言葉がでてきて、そこから塩分を含んだ海藻を天日で乾燥させた後に焼いて灰塩として、それに海水を加えて濃して煮詰めて塩を作ったという説がある。
この塩の作り方は海が遠いアフリカや南アメリカの部族でも見られた作り方らしい。
ある種の植物を焼いてその灰に水を加えて濾し、煮詰めて取り出した結晶は塩味を感じる塩化カリウムが多く含まれていたらしい。
塩が作れない土地に人間は住めなかったのだ。

「藻塩」のもう1つの説として、海岸に打ち上げられた海藻が天日にさらされ、その表面に浮き出た塩を甕(かめ)に蓄えた海水で洗い出し、塩分を海水のほうに移す作業を何回も繰り返すことにより鹹水(かんすい=濃い濃い塩水)を得るというものがあるらしい。
何にせよすごく暑い国や風の強い国のように、塩田に海水を引き込み1~2年かけて濃縮して塩を結晶化させる方式は日本ではできなかったようだ。
濃縮まではできても結晶化は難しいらしい。

なので塩は日本としても大事なのに必要分を確保しにくい品となっている。
食用に使う他、工業でも山程使う塩の日本の自給率は15%だ。
輸入先はメキシコ(315万トン)、オーストラリア(278万トン)で日本の塩の73.5%をこの2国に頼っている。
この2国は昔から、自然天日干しで塩が結晶化していた地域で、暑さや風の具合が製塩に適しているらしい。
そう。
日本はこの2国に塩を送ってもらっていたのだ!!
・・いや、買ってるんだけどさ。
言うなればこの2国とは断絶できないということだ。
それでも海を渡ってくるために何があるかわからないから塩はある程度備蓄されている。

年間の日本の塩使用量は810万t (令和4年度実績ベース)
・食用 約75万トン
・ソーダ工業用 約620万トン
・融氷雪用、家畜用など その他の用途 約115万トン

これに対してどのぐらい備蓄しているのかなぁ?と塩の公社が民営化されたあと一手に塩を管轄している公益財団法人塩事業センターのHPを見に行ったのだが「震災など万が一の時のために塩を日本全国で備蓄しています」と書いてあるだけだったーー。
東日本大震災の時は福島県いわき市の製塩工場が止まった為に1万tぐらい備蓄から放出したらしい。
備蓄の放出には管轄大臣の命令書がいるそうだ。
・・・・公益財団法人って公社じゃない?!?

塩は古来からなくてはならない調味料だ。
そして美味しい!
塩むすび美味しいーーー!!!!
しかしフライドポテトには塩だけじゃなくてコショウも欲しいなぁ・・・

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2023/10/17 07:37
胡椒よりはケチャップ。
塩だけでいいけど。




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