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札幌 2030年冬期五輪断念 2034年以降に

札幌市が2030年冬季五輪招致”断念”へ…2034年大会以降の招致に転換 東京大会巡る「五輪不信」の払拭困難と判断 (HBCニュース北海道)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fc677797bf5c49ccd136ad6e7f727ee536ec9d6



オリンピックは国、自治体、経済界など様々な権力(利権)が絡むので、東京202
0五輪では各方面から要望が来て「船頭多くして船山に上る」状態になっていたの
か、新国立競技場の当初の設計案が建設費高騰を理由に白紙撤回され、公式エンブレ
ムも盗用疑惑で白紙撤回。開会式の演出担当も次々変わるなど、迷走や混乱が続き、
コロナ禍で開催が延期され1年の猶予ができて無事開催にこぎつけたという感じで、
五輪が終わると汚職・談合事件が出てくる始末、選手の活躍は素晴らしかったのです
が、問題が有りすぎて全体として東京2020五輪の印象は良くないです。

再来年開催の2025年大阪万博も、参加予定国の反応が鈍く、建設費高騰でパビリ
オンが全く完成しておらず、開催1年半前の今になって騒ぐ始末、開催に「黄信号」
が灯っています。

東京2020五輪や2025年大阪万博の状況を見てしまうと、札幌冬期五輪は大丈
夫?と率直に思ってしまいます。

また、近年、五輪競技場の「負の遺産化」が問題になっていて、冬季五輪の競技会場
は、夏季五輪より開催後の有効活用が難しく赤字施設になるため、巨額の五輪開催費
用に加え、開催後も財政負担が続くのも懸念材料です。

祭りは2週間、借金は20年です。

1998年の長野五輪では、長野市は借入金を2018年度まで20年掛けて償還しました。
その間に長野市は競技人口の少ないボブスレー施設を閉鎖しました。


五輪に巨額な税金使うより、札幌市は人口増加で郊外に住宅地や市街地が広がってま
すが、JRや地下鉄、路面電車など鉄道が通ってない区もあり、今後、高齢化で公共交
通機関の果たす役割は重要になってくるので、地下鉄の延伸や新線建設など郊外の交
通環改善に税金使ったほうが良い気がするのですが。


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