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エノキタケ

ニコットおみくじ(2023-10-07の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州や四国、中国は曇り。

近畿から東北の太平洋側は晴れる。
東北の日本海側と北海道は雨。
沖縄は雨。
最高気温は平年並みか低い。

【エノキタケ】 榎茸 Flammulina velutipes

           Enoki mushroom

☆タマバリタケ科の小型のキノコの一種です。
 子実体は古くから食用とされまして、エノキダケ、ナメタケ、ナメススキ、
 ユキノシタとも呼ばれています。
 特に食用のものにつきましてはしばしば「えのき」と縮められ
 呼称とされています。

<概要>

〇名称

@和名の由来

 エノキタケ(エノキダケ)の由来は、
 枯れたエノキの根元によく発生しますキノコであることから、
 この名が付けられています。

 傘は湿りますと粘性があることから「ナメタケ」とも呼ばれています。
 野生の子実体の発生時期は晩秋から春にかけての気温の低い季節でありまして、
 積雪の中でも発生しますことから「ユキノシタ」(雪の下)という
 地方名もあります。

 [子実体(しじつたい)] Fruiting body

  菌類が胞子形成の為に作ります複合的な構造のことです。
  大型のものを中心に、いわゆるキノコと呼ばれています。
  或いはそれに類似の生物の作ります類似の構造を
  指して使用します場合もあります。

  〔子実体の一般的な定義〕

   多くの菌類はその体は糸状になりました細胞裂であります菌糸からなります
   菌糸体という構造になっています。

   菌糸体を構成します菌糸はそれぞれに独立性が強く、
   菌糸の一部分だけを取り出しても成長しまして、
   胞子を作るものが多いです。

   菌類はその種ごとに様々な胞子を作りますが、
   基本的には菌糸の先に胞子を外生するか、
   菌糸が袋になりまして、その中に胞子を作るかです。
   多くの菌類がこのように単独の菌糸の先に胞子を作る能力があります。

   しかし・・・

   菌類の種によりましては、胞子を作る時に複数の菌糸が寄り集まりまして、
   より複雑な構造を作り上げます。
   その中で比較的簡単なものは、胞子形成します菌糸が寄り集まりまして、
   胞子形成菌糸の束や胞子形成をします小さなカーペットとなるものです。
   さらに複雑なものでは胞子形成部を覆います菌糸の壁を造りまして、
   全体が外見状では壷型や皿状の形を成すものがあります。

   さらに複雑なものでは胞子形成部を覆います構造が、
   それ自体に柄を持って立ち上がりましたリ、
   胞子形成部が複雑に折れ曲がりまして、
   それが並びました襞(ひだ)を下面に傘の構造となりまして、
   さらに柄を持っているキノコの形等となります。

   このような複数の胞子形成菌糸やそれを補助します菌糸が組み合わさり、
   複雑な構造になりましたものを子実体と呼んでいます。

   普通、胞子形成菌糸が寄り集まりましただけのものは、
   子実体とは呼びません。

   子実体は小さなものは肉眼で見ることの出来るギリギリの大きさから、
   場合によりましてはひとかかえもありますキノコのように、
   巨大なものもあります。

   大きなものでありましてもこれらは全て菌糸から作られています。
   時には菌糸を構成します細胞が膨らみまして、
   互いに接触して、一見では菌糸からなるとは思えない、
   偽柔組織を構成するものもあります。

   子実体は胞子を形成する為の構造でありまして、
   生活をします体ではありませんので、その存在は一時的なものです。
   稀に長期に渡りまして維持されるものもありますが、
   いずれにせよその生活体は子実体の外にあります菌糸体です。

   時折、キノコとその下に続きます菌糸を高等植物の本体と、
   その下の地中や朽ち木等に埋まりまして存在しています。

   大型のキノコの背景にはそれだけのバイオマスを形成するのに足りる
   巨大な広がりを持ちます菌糸体が控えておりまして、
   又、菌類の菌糸体はそれだけの量の物質を一箇所の子実体に
   集中することが出来る高い物質移送能力を持っているのであります。

   ≪バイオマス≫ biomass

    生態学で特定の自転においてある空間に
    存在します生物(バイオ)の量を、
    物質(マス)の量として表現したものです。

    通常、質量或いはエネルギーの量で数値化します。
    日本語では生物体量や生物量の語が用いられます。

    植物生態学等場合には既存量の語が使用されることも多いです。
    転じて生物由来の資源を指すこともあります。

    バイオマスの利用法には燃料とするものがありまして、
    その場合バイオ燃料(Biofuel)又はエコ燃料、
    木質燃料といいました言葉が使用されます。
    又、バイオマスを燃焼させて発電することをバイオマス発電といいます。

    『生態学におけるバイオマス』

     生態学、特に群集生態学や生態系生態学におきまして、
     バイオマスと葉特定地域に生息する生物の総量、
     或いはその中の群ごとの総量を指しまして、
     訳語としては生物量、或いは既存量を使用します。
     むしろ訳語を用いることの方が多いです。

     一般には単位面積あたりの該当生物の乾重量で表します。
     単位面積辺りの現存量を生物の栄養段階で分けて表しますと、
     階層の低いもの程大きく、高い程小さくなります。
     これを生態ピラミッドといいます。

〇分布・生育環境

@広葉樹

 エノキ、カキ、コウゾ、イチジク、コナラ、クヌギ、クワ、ポプラ、
 ヤナギ、ケヤキ、ヤブツバキ、シイ、カシ、ユズリハ等の  
 広葉樹の枯れ木や切り株に寄生します木材腐朽菌がいます。

子実体は紅葉が終わりました晩秋から翌年の春にかけて発生しまして、
各種広葉樹の切り株、倒木、枯れ幹に群生或いは重生します。

@分布・生活環境

 ★分布

  原産地は特定されていません。

  北半球の温帯に分布し、南半球の温帯でも見られますが、
  遺伝子レベルではニュージーランド、タスマニアのエノキダケは
  ヨーロッパ型と同じで、人や物資の移動で一緒に持ち込まれた可能性が
  高いとみられています。

  北米太平洋岸のエノキタケは、
  東アジアのエノキタケと同じ型であることが分かっています。

 ☆生活環境

  世界のエノキタケ属のキノコは10種程が知られています。
  日本からはエノキタケ1種だけが報告されています。

問題 エノキタケ1パック(約100g)ですが、
   ビタミンB1、パントテン酸、ナイアシンの中で、
   一日の必要量に対する比率(%)が一番多い物は
   どれかを教えてください。

   *文部科学省「食品成分データベース」より抜粋

1、ビタミンB1

2、パントテン酸

3、ナイアシン

ヒント・・・〇一番多い物は50%

      ニコチン酸とニコチン酸アミドの総称で、
      ビタミン3ともいいます。

      水溶性ビタミンのビタミンB複合体の一つです。
      この成分は糖質、脂質、タンパク質の代謝に不可欠です。

お分かりの方は数字もしくはこの3つの中で、
一日の必要量に対する比率(%)が一番多い物をよろしくお願いします。


 





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