秋ピアノはトミーフラナガンが正解か。
- カテゴリ:音楽
- 2023/09/24 11:07:54
嬉しくなる涼しさ。部屋を吹き抜ける風は寒いくらい。
久々にホットコーヒー、あとはジャズであろう。
トレーンの『Giant Steps』を譜面見ながら聴く。いつも通りワカラン。
そういえばピアノのトミーフラナガンはきちんと聴いたことがない。
有名盤でサイドメン務めてるし、大御所とも共演の多い人だが、
なんか、こう、地味。癖もなく華もないといいますかね。
でも試してみよう。1stソロアルバム『Overseas』を試聴。うわ。
絵に描いたようなピアノトリオではないか。見事にジャズの範疇内。
モードやフリー、小難しい理論とは無縁の、JAZZ軌道上のジャズだ。
これこれ、こういうのが秋です。予定調和的美しさが涼しさを引き立たせる。
他の音源も探してみよう。大好きなEnjaレーベルからも出してますな。
タイコがまたエルヴィンジョーンズ……佳いけど、もう少し軽めのドラム希望。
同じEnjaでアートテイラーが入ったトリオも発見。聴いてみた。
……決定! 地味な人は地味なメンツと組み、こじんまりやるのが佳い。
寺島靖国氏も贔屓するドラマーであり、エルヴィンより遥かに似合う。
鼻歌で歌えそうなメロばかり出てくる。凝った和声もなく、リズムも端整。
しかもこれ、モンクの作品集だ。恐るべき分かりやすさですな。
探すことにしよう。Enjaレーベル1982年の『Thelonica』は秋にオススメ。
ジャズ好きはトミフラと呼ぶこのピアニスト、
クラシックのピアニスト的な端正さ、生真面目さがあるように聴こえ、
そこが私には好ましいです。ゲスト盤よりデュオ、トリオのほうが宜しいかと。
『Overseas』 めっちゃ良いですね~♪
今夜はこれを聴いて寝ます^^
他のもまた聴いてみますね