昨日、恵中瞳さんというアイドルについて、夫に教えたと書いた。夫に「こんなアイドルがいるんですよ。どう思う？」と聞いてみた。何歳に見えるのか、一体どういう感情になるのか。男の人から見た、恵中瞳さんは、どうなんだろう？とすごく気になった。そしたら夫は考えて考えて静かに、こう呟いた。

「………おとこの人なの？この人？」

と言う。そこで私はまたパニックになるんですよね。え？年下という情報ですらなんともパニックになるというのに、夫から見たら男の子に見えてるというのか？？？と、そしてもしかして男の子が女装しているという可能性ももしかしてあるのか。という可能性に気づいて、また私は軽く混乱してしまい、ドキドキしますよね。え…そんなまさか、と。でも、恵中瞳さんの裸を確認した事なんて無いんだから、そういう男女逆転の漫画とか見た事ある…とか考えだしたりして、いやいや、そんな事現実にあるわけ、ないですよ。と当たり前ですがそう考えるんですけど、画面の中の恵中瞳さんという衝撃的な存在をみていると…六十代説という情報もある存在を見ていると…何だか、夫が何も考えずにそう呟いた事が、ありえない絶対ありえないそんなバカなお話が、なぜか、恵中瞳さんだと何だか

「え…それは……ありえるのかも……？？？？？」

とか、そういう感じにも思えて…。一体私は何を失礼な事を言ってるんだろう。男性には全く見えませんし、女性なんでしょうが、なぜか夫がボソっと呟いた言葉で、そんな風に見える人も、いるんだなと思って、そしてそれは可能性としてはまぁ、一パーセント以下でありえるのかもしれないという余地は、ドキドキする材料としては、全くＯＫなのかもしれないのですよね。

昔、レディガガという衝撃的な女性アイドルがいた時、レディガガに「この人男性なんじゃないか説」というのがあったみたいで。レディガガさん綺麗で美人で美しい女性ですけど、なぜか、アイドルという人類を超越した存在を目の当たりにした時、人は性別も超越した何かを感じ取るのかもしれません。恵中瞳さんに、あらぬ疑惑を持ちたくなる、この現象は一体なんだろう？と思った。日本の芸能界のドン、として有名な和田アキ子さんがいる。和田アキ子さんって、そのキャラクターが好かれて、「象を素手で倒した」とか、そういう嘘の噂がまことしやかに広がってますよね。まぁ、当たり前にそんな事、嘘だうそ、んなことあるわけないです。と、わかっています。でも、…………「でも、……和田アキ子さんならもしかしたらあるいはひょっとすると…」と思わせる…。そんななんというか、どういう訳か、そう思わせる貫禄…(笑)そう…貫禄があるんです。そういえば、レディガガも堂々として貫禄があった。という事は、私気づきました。つまり、

人は、貫禄があって威風堂々とした人間に、なぜか突拍子もない噂をしたくなる。という事でしょうか。

そして、恵中瞳さんという存在は、似ているタイプとしてはレディガガさん、和田アキ子さんと似たタイプという事でしょうか…。そう考えると、そうともいえるような。そんな気持ちにさせるアイドル。そしてその存在は、今日もまだ、ミステリアスに輝いている。貫禄を保ち、堂々と！凄いですね。素敵ですね！親分…！と舎弟にしてほしくなりますよね。まさに何だか、風なんて全く気にしてない大木、と、そんな事をあんなにピンクピンクした年下の女の子に言っていいのかわからないですけど、大きな大きなどっしりしたお袋さん…みたいな貫禄に、いつも私はえ？どういう事？と興味が尽きません。カワイイ人、と言ってしかるべきだし、そうなんだろうけど、カワイイをはるかしのぐ、その貫禄が邪魔して、なぜかカワイイ事を評価する事をついつい忘れちゃう、そんな恵中瞳さんなのでした。時々そういう人いますよね。凄い才能あるのに、その人の違うものが取りざたされやすくて、なぜかいい個性がかすんでいるっていう人。そういう感じの雰囲気も、なくはないかなと、私は思いますよ。恵中瞳さんのような人を多層的で多面的な魅力のある人というのでしょうか。