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共産党「汚染魚」で言い訳「汚染水」は継続

●「汚染魚」投稿で謝罪、共産党の村井明美・元市議「感情的になった」…衆院選に出馬予定 (読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/124a0c8b32c51834d99f4e6b33a53266af447cca

●「汚染魚」発信の候補予定者 共産が擁立取り下げ発表 (産経ニュース)
https://www.sankei.com/article/20230911-N5KVORP4UJM3XKWBM2LK44RZD4/



福島第一原発では多核種除去設備(ALPS)でトリチウム以外の放射性物質を規制基準
値以下まで浄化処理し、さらに「処理水」を海水で国の定めた規制基準の40分の1に
希釈して放出しています。国内外の原子力施設などでも、排出されるトリチウムはそ
の国の基準で管理され海や大気中に排出しています。

共産党などは「処理水」を「汚染水」と言ってますが、国際原子力機関(IAEA)も
「処理水」海洋放出は国際安全基準を満たしている事を確認しIAEA独自に海水検査
して安全性を確認しているので、IAEAの報告を覆す科学的根拠も示さず、福島第一
発沖で海水検査もせず「汚染水」、「汚染魚」と言うのは不適切でしょう。


元々自然界には地球誕生から様々な放射性物質が存在するので、海にも多くの放射性
物質が存在しています。ウランやトリチウムなどは知られてますが、他の放射性物質
も存在しています。

海洋生物は海水に含まれる放射性物質を摂取していますが、放射性物質は魚や人体の
体内に入っても、代謝機能により一定期間経過後に尿などで排出されるため、高濃度
に体内で濃縮や蓄積されません。体内の放射性物質が排出される事を「生物学的半減
期」と言います。

また、宇宙から降る放射線や岩石、土壌、水、食物、大気中などに含まれる自然由来
の放射性物質により、生物は日常的に外部被爆、内部被爆していますが、健康を害す
ることはありません。細胞には修復(治癒)機能があるためです。

(自然放射線により、日本人は平均で年間2・1ミリシーベルト被爆しています)


共産党などは「処理水」のトリチウムを問題視している様ですが、トリチウムは自然
界でも生成されるため、太古の昔から雨や河川、海、大気中で「水」(水蒸気)として
存在しています。

「水」なので、生物は食事や飲水、呼吸で日常的に摂取しています。
「水」なので、代謝機能で定期的に尿などで体外に排出されます。体内で高濃度濃
や長期間蓄積はしません。



放射線、放射性物質は

●科学的根拠に基づき「正しく恐れる」

●過小評価も駄目だが過度に恐れるのも駄目

これ、大切です。


関連記事
魚の体内で放射性物質は濃縮、蓄積しないのか? (シノドス)
https://synodos.jp/fukushima-report/21540/

福島第一原発の処理水放出による被ばく影響はあるのか? (シノドス)
https://synodos.jp/fukushima-report/23236/


IAEAが東京電力福島第一原発におけるALPS処理水の安全性レビューに関する包括報告書を公表しました
https://www.meti.go.jp/press/2023/07/20230704005/20230704005.html





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