Nicotto Town


どんぐりやボタンとか


アーティスト紹介 20

お〜、いつの間にやら、アーティスト紹介も20人目。
まあ、そんなに見ていただいてなさそうだけど、でも、まあ、書いてて面白いからいいか。


じゃあ、今日は、「Imi Knoebel」

ミニマリズムの彫刻、絵画で有名な現代ドイツアーティスト。
ミニマル・アーティストって、ソルルイットとか色々いるんだけど、個人的には彼が一番好きかも。

たぶん、Imi Knoebelのアートを詳しく説明するときって、1960年代のミニマリズムのムーブメントのことなどが関係してくるのだろうけど、おれはあんまり知らないので、そこははしょっちゃう。
まあ、興味ある人は自分で調べてみるときっと面白いと思うよ。

ミニマル・アートっていうのは、簡単にいうと「最小限の形、色などで作られるアート」って意味ね。
記号だの文字だのも使われることもあるみたい。
おれは、ミニマル・アートは結構好きなのと好きじゃないのがはっきりしてるな。

んで、Imi Knoebelの場合は、色と形を徹底的に追求しているらしい。
画家は、マレーヴィチの『黒の広場』(1915年)の発見を、絵画の概念を解放し、「何もないところから始められるという圧倒的な感覚」を与えた転機として挙げている。 彼は、色の触覚的な使用、形の幾何学的な語彙、素材のシンプルさを特徴とする、実験的なアプローチと連続的な作業方法を開発しました。」
だって。

確かに。
彼の色はテクスチャー(画面の調子のこと)を意識してるし、その効果がよく表れている。そして、その形にもまさに説明の通り、「語彙」という表現が合ってると思う。
マイフェイバリットミュージアムの一つ、Dia:Beaconの一つのスペースを全て使った彼の作品群は圧巻だった。
ちなみに、彼はちょっと羊たちの沈黙のレクター博士に似てる気がする(笑)
もちろん、あんな恐ろしい人物じゃないけど。

おれが特に感銘を受けた彼の作品シリーズは二つ。

まずは、Dia:Beaconで見た、大きな絵のシリーズ。
2メートルは超える大きなキャンバスが一色で塗られている。
そのキャンバスはとても分厚く、さらにキャンバスがいくつか重ねられて、一つの作品となっているのだ。
この作品は、先ほどの説明の、色の触覚的な仕様、形の語彙、さらに3次元的な物としての存在も作品のインプレッションに追加されており、マジやべえ。。

もう一つは、彼のカクカクした形ではなく、なめらかな形に形成したキャンバスにガサツに色を塗ってそのテクスチャーを強調しているシリーズ。
ミニマリズムと言ったが、彼のはただのミニマル・アートではなく、特にこのシリーズなどはマーク・ロスコなどの抽象絵画とも肩を並べると思う。
もちろん、ロスコとは全く表現の質が違うけど。

ちょっと会って話してみたいアーティストの一人。
ドイツ行ってみよっかにゃ〜(^ー^)
んで、常識ないアホのふりして、アポなしでいきなり彼のスタジオ行っちゃう?

https://ropac.net/artists/52-imi-knoebel/


https://www.youtube.com/watch?v=tMo_x8PY3FU



アバター
2023/08/19 08:57
はい、ぜひ機会があれば、実物を見ていただきたいです〜。
特にキャンバスを重ねた作品などは、存在感が面白くて、見入ってしまいます(^ー^)
アバター
2023/08/19 08:15
わぁ〜面白いですね

プリミティブっていうか、、、いろんな連想して、、楽しい^^



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