台風６号は、今朝がた沖縄の西海上で西方向への移動を停止した、理由は大陸に強力な高気圧が停滞しているので前進できないからである。台風自体は、自分で推進力を持たないから、周辺の気流の流れに身を任せて進むことになるため、未来の気流の流れを予測して台風の進路を計算しなければならない。台風は、地球の自転の影響で自然に北上していくため、その緯度で流れている気流によって進路が決まってくる。
現在、偏西風が樺太まで北上しているので、日本列島上空には偏西風が流れていないのであるが、太平洋高気圧がはるか東海上へ去ってしまって、代わりに低気圧が停滞しているので、台風６号はゆっくりと東へ動き出すと思われる。今のところ、太平洋側沿岸を進むと考えるが、太平洋高気圧が張り出す可能性もあるため、日本上陸へ進路を変える恐れも無いとは言えない。ここ１週間は、湿った南からの暖気が流れ込み、また関東沖の低気圧の雨雲も刺激して、海水温も２８度と異様に高いことから、大風と大雨に厳重な警戒が必要になる。台風６号の進路は、毎日チェックすることである。
話はずれるが、弾丸登山で有名な富士山であるが、これから台風６号が接近するにあたり、弾丸登山禁止令でも出さないと遭難者続出なんて言うこともあり得る。台風６号は、勢力が衰えず日本列島を通過するので、登山などしていたら吹き飛ばされることは確実な状況となる。命を亡くしたくなければ台風６号接近時は、弾丸登山は絶対に禁止することだ。
それから素人登山で多いのが道迷いである、登山ガイドがいるならまだ良いが、地図もコンパスも持たずの初心者は、複雑な登山道ではどれが道なのか分からず必ず迷うことになる、その結果、登山捜索隊のお世話になる恥ずかしい話である、必ず下調べを念入りにしておかなければ命を落としかねないのである。
さて今日もマイナ保険証の記事があるが、結局のところ利用者がマイナ保険証と資格確認書を自由に選択できる方向で調整をしているらしいが、何がデジタル化なのかさっぱり分からない、個人的には人間ドックと歯科検診しか保険証は使わないので、忘れたころに保険証を引っ張り出すだけであるから、パスワードを忘れてしまうマイナ保険証のほうが不便としか言いようがない。世の中には、保険証を貸し借りしている輩がいるらしいので、マイナンバーカードの利用は有効である可能性は理解できるが、このまま課題だらけのシステムで運転免許証までも取り込むのであれば、徹底的に再検討をしなければ真面な運用体制は構築できないと予想する。そもそも運転免許証もアナログ作業の紐づけなのかと心配しか浮かばない。
午後になって台風６号は、Ｖターンを開始し、東へ僅かながら動き出したが、偏西風がはるか北へ離れているので、緩やかに緩やかに九州へ近づいてくるため、強烈な暴風雨は２～３日続く可能性がある。また台風６号から東へ関東まで雨雲が広がり、関東沖に低気圧があるため、太平洋側に長い時間にわたり大雨をもたらすので、河川の氾濫や土砂崩れなど警戒が必要になるだろう。
それから気になるのが、来週あたり太平洋高気圧が西へ張り出してくると、台風６号が東へ進めず、日本海へ北上する可能性も大いにありそうだ。大阪万博会場など進路になりそうな可能性もあるが、建設が遅れているなら倒壊の心配は要らないかもしれないが、今後の進捗遅れに影響が出てくるだろう。
さて今日は、金曜日だ、新型コロナ定点把握の推移は全国平均（５／８から）２．６３人→３．５６人→３．６３人→４．５５人→５．１１人→５．６０人→６．１３人→７．２４人→９．１４人→１１．０４人→１３．９１人→１５．９１人と相変わらず感染は上昇気流だ。
そして参考で埼玉は３．０２人→４．４２人→４．２９人→５．７７人→６．５１人→７．０２人→７．１８人→７．２５人→８．８７人→９．５４人→１１．９８人→１３．３８人と、全国レベルの増加と変わらない。
沖縄では１８．４１人→２８．７４人→３９．４８人→４８．３９人→４１．６７人→３１．８３人→２２．４３人→１７．５９人と減少したが、台風の影響だろう。
いよいよ日本列島は、本格的なお盆シーズンに入り、猛暑も少し落ち着くので、帰省や旅行で本格的なラッシュ期間に突入するため、どう考えても感染は爆発していくとしか言いようがないですね。今さら誰が何を言おうと感染を食い止める手段はないから、コメンテイターは出てこないので、感染したくなければ迂闊に外出しないことである。
今日も暑い１日が終わろうとしているが、夕方になれば虫の合唱団が一斉に演奏を始めるので、我が家にはすでに秋が到来している。そんな中でテレビを点ければ、マイナ保険証の記者会見をやっているが、観ていると暑苦しくなるので番組を変えた。紙の保険証廃止が法律上できないのであれば、保険証の文字を資格確認書と書き換えて国民全員に配布すれば丸く収まるのだがどうだろうか。そもそも二重登録や多重登録が出来てしまうシステム自体が不具合であるし、人間が注意しながらマニュアルを見て登録する仕様なんてアナログ人間のやることである。デジタル化とは、間違いなくいかにスピーディに事務処理が行えるかであるから、システム改善なしにはマイナ保険証が問題なく運用できるとは考えにくい。仮に総点検で間違いが全部修正されたとしても、新たな登録で間違う可能性は変わらないのだから、マイナ保険証が正常運転するまでは、保険証を廃止して資格確認書を保険証として使うのが、一番シンプルで何もトラブルが起きないだろうと思える。個人的には人間ドックと歯の検診だけに使うだけだから、それで十分だ。
