Nicotto Town



重賞展望


今週末の重賞はアイビスSDとクイーンSの2つ。夏競馬も中盤。

【アイビスSD】このレースのポイントは大きく2つで枠と斤量。枠は言うまでもなく外枠有利で、その理由としてはシンプルに外の方が馬場が良いこととラチを頼ってまっすぐ走りやすいこと。そういう意味では開幕週で内外の差が少ないこのレースは理屈の上では内ラチ沿いを走っての好走も可能ではあるし、それをやって3着に入ったのが一昨年のバカラクイーンなわけやけどこれはあくまでイレギュラー。開幕週といえど2日間使っただけでも多少は荒れるし距離的に内ラチの方が遠いこともあって基本は外有利。まぁ、そんなことは前競馬ファンがわかってるから外枠に入っただけで過剰人気にはなるんやけどね。斤量に関しては一般的に言われるように斤量差が響くのはスタートダッシュ時とギアチェンジ時。スタートが重要なこのレースで毎年斤量の軽い牝馬や3歳馬が好走するのは偶然やなく必然。血統ではスピード型ミスプロ系、スピード型ノーザンダンサー系、スピード型ナスルーラ系の血が目立つ。

前述したように枠を見ずに予想する意味がないレースやから最重要ステップの韋駄天Sの振り返りを。この時は内を中心にかなり荒れて時計も掛かり気味で差しも決まりやすい馬場。このレースも逃げ先行勢は総崩れで差し決着。馬場差を考えるとこの時前に行った馬や内を通った馬の巻き返しに期待するのが定石かなと。前に行ったスティクス、シンシティ、内ラチ沿いを走ったマウンテンムスメ、枠が響いたレジェーロあたり。ファイアダンサーは最内枠からの好走やけどスタートしてすぐ強引に外ラチ沿いまで持って行ったし展開や斤量に恵まれた面もあるから慎重に判断したい。トキメキは中団からの好走で額面通り好内容。他では去年恵まれたわけでもないのに3着のロードベイリーフ、軽斤量やったとはいえ持ち時計54秒台のロサロッサーナ。オールアットワンスは一昨年の勝ち馬やけど去年のここ以来1年ぶりがどうか。ジャングロも1年以上ぶり。ハイペースの千二で前に行く基礎スピード面はスプリンターやとは思うけど千直での追走となると未知やし長期休養明けで斤量も58キロとなると重視するのはギャンブル。





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