Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 315 うんこ嗅ぐ

子供を連れて東山動植物園に行ってきた。すると無料で何かの講演がきけるという。時間が丁度よかったので、聴講することに。テーマは「動物のうんこ」

これがゾウのうんこ…これがクマのうんこ…これがキリンのうんこ…講堂のビッグスクリーンに映し出される、うんこの数々。それをじっと黙って見続ける家族連れ。うんこの映像を見るだけでもなかなか面白かったのに、それにくわえて本物のうんこがケースに入っていて、目でみる事もできた。テーブルの上に並ぶうんこうんこうんこ。動物たちのうんこ。うんこの標本の横にうんこをしたと思しき動物の写真が飾られている。動物たちは、まさか自分のうんこがずらり並べられ、品評されるとは思いもよらなかったことだろう…。大小さまざまな動物のうんこについて勉強できた。これもし人間がこんな事になったら恥ずかしすぎるんだ…と思った。でも動物だからまぁ、大丈夫なのだった。逆にいえば、羞恥心というものがあるのは人間だけで、羞恥心というのはとても崇高で人間だけの人間の知性を証明するものなんだと痛感した。恥ずかしいと思うこと、恥を恥じと知り、恥ずかしい事はしない事は、人間が人間として生きる上でキーポイントなのは間違いないでしょう。最後に、うんこについてい色々見識を深めた後、
「コアラのうんこの匂いをかいでもらいま~~~~~~~~~~す」
と美人な学者スタッフさんが楽しそうに言うので、まぁこれも経験かと思って、コアラのうんこの匂い、しかも説明によると「朝とったほやほや」のうんこの匂いを、嗅いできた。
 コアラのうんこの匂いは、予想より爽やかだった。ユーカリが感じられる清涼感さえ漂っていた。肺の奥までドスンと香りを吸った訳じゃないけど、そこまで耐えがたい程ではなかった。ころころして小さくてカワイイうんこでした。
 にしても、まさか自分が、人生の中でコアラのウンコの匂い嗅ぐことになるとは、おもわなんだな。まったく予想できませんでした。人生何があるかわからない。コアラのウンコの匂いを嗅ぐ日も、人生の中にはあるかもしれない。子供は当然、「いやあああ~~~~~~」って嫌がっていた。そりゃそうだ。




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