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重賞展望


今週末の重賞は中京記念の1つだけ。阪神は何とか前半戦首位ターン。打線がこのままの調子やと厳しいと思うけどどうなるやろなぁ。

【中京記念】4年ぶりに中京1600での開催。中京は残り1100m辺りから下りに当たることから1600は基本的には中盤2Fがそこまで緩まずロンスパになるコース。15~19年を振り返っても1秒5のハイペースになった18年以外は前後半が35秒前後で中盤は23秒台(19年だけ22秒7)と前後半差1秒以内のミドルペース。以前は開催終盤で内が荒れていて勝ち時計もほぼ1分33秒台でラスト1Fも12秒台とかかって外差しが決まりやすいレースという印象。ただ先週見る限り今の中京は時計はまずまず出てたし内や前が残れる馬場。少なくとも後方から外をブン回して届くような感じではなかった。登録馬を見てもこれといった逃げ馬不在やしある程度前に意識を置いて予想した方が良いかもしれんね。血統ではトニービン、ダンチヒあたりが良さそう。

ルージュスティリアは前走は序盤にソダシに寄られる不利があったし2走前は折り合いを気にしてか必要以上に抑えて位置を落としたのと雨で末脚を削がれたのが敗因。能力は重賞級やし末脚も良い物を持ってる。ペースが上がりすぎるとどうかなってのはあるけど今年のメンバーならそこまで速くはならへんかな。ただ気性的な難しさはあるから1番人気で信頼はするのは怖い気も。ディヴィーナはモーリス×ヴィルシーナでスピードの持続力を問われた方が良い馬やと思ってたから前走VMで急緩急の流れで上がり最速での4着は正直びっくり。このコース4戦3勝と実績はあるけどそこでのパフォーマンスが重賞級やったわけではないし、中京のマイル以下はパワーも問われるからこの馬格のなさは不安。ホウオウアマゾンは3歳以降の重賞好走はほぼレースの上がりが35秒台とパワーや持続力に特化したタイプ。そういう意味では府中よりは中京の方が同じ左回りでも圧倒的に合うとは思うけどペースが緩すぎると流石にここでもキレ負けする。馬場とペースの想定次第で評価は上げ下げしたい。ダノンスコーピオンは京王杯SCは距離不足にしてもマイルCS、安田記念と見せ場もなかったし以前は互角やったセリフォスに完全に差をつけられたのは気性的な難しさが出てるからか斤量分の成長がないか。本質的には斬れるタイプではないから中京自体は悪くなさそうやけど59キロやからね。ギアチェンジを問われへん流れになってほしいところ。能力の元値はここでは最上位やとは思うけどね。前述したように穴を狙うなら前に行けて長く良い脚を使える持続力とパワーに長けた馬かなと。まずはウイングレイテスト。冠名やプロフィールだけ見ると小回り巧者っぽいけどレースぶりはそんな器用なタイプやないから直線の長いコースの方が良いタイプ。急坂向きのパワーもある。あとはシュリ。これも先行力があって長く良い脚を使うタイプ。気性的な難しさはあって安定はしてへんけど出し切れれば。





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