Nicotto Town


せんちゃん


亀の歩み


8月の新道展に向けて、せっせと絵を描いている。

60号サイズの日本画。60号は長辺が130センチくらいあるのでまず部屋を
片づけることから始まる。

日本画は油絵などと違ってイーゼルなどに立てて描くことは
出来ない(岩絵の具が流れてしまうので)ので床に置くのだがほこりが
乾いていない絵の上に落ちると取れなくなるので毎日の掃除は必須。

大敵はうちの3匹の猫である。一匹は20歳越えで自分のベッドからあまり出てこないが2匹が時々匂いをチェックしようとするので追い払うのも大変だw
それよりも、床に置いている岩絵の具を各種溶いた皿に足を突っ込まれたら
もっと大変だ。

そんな苦労をしつつ描いているが、岩絵の具は乾かないとその真の色がわからない。
そして、翌朝見て「こんなはずじゃなかった」とショックを受けることも多々。

何度も塗り重ねなくては美しい色合いや質感が出ない。でも、岩絵の具の溶き方によっては画面から剥落してしまう。何年も描いてるのに、それぞれの岩絵の具の質感に振り回され、泣くことも多い。

それでも、登山家が山に登るのと同じように 掃除人が隅々まで綺麗にするのと同じように自分が納得するところに向かうのみである。

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2023/06/24 08:54
鳩羽さん、はじめまして。
顔彩も小さな作品に使うならとても便利なんですけどね(o^―^o)
大きめのイラストや文字ならポスターカラーやアクリルでしょうか。
どちらも速乾性なので、ゴミが紛れ込むと大変ですよね(;^_^A
うちのように、興味津々の猫たちに邪魔されたら怒るに怒れないしw
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2023/06/24 08:02
初めまして。
岩絵の具の扱いってそんな感じなんだと初めて知り、驚愕しました。
(透明画法用の絵の具は、超お手軽な顔彩(呉竹)しか使ったことがないので)

私は素人POPでイラストや字を書くことがあるのですが、画材や絵の具に毛が紛れ込む
(特に紙側)と、のおおおって叫びます。ので、「大変だ」に共感してしまったのでした。
混入に気づかず乾いて張り付いたら、儚い気分になります。
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2023/06/22 15:28
St.bonoさん、はじめまして。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

岩絵の具は基本的に鉱物などを粉末にしたものだから、「絵具」にするには膠などの紙に接着させる成分と水を入れて調合しなくてはいけなくて。
この調合の割合が、岩絵の具の種類ごとに微妙に違っていざ描いてみると、全く色がのらなかったりマダラになったり・・・。調合した状態だと暗い色合いだけど、乾くと明るくなるのでその乾いた状態を見て更に岩絵の具を重ねるか判断するのです。
何年もやってるのに、失敗の連続ですww
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2023/06/22 15:23
グリフィスさん、そうなの!
日本画の色の美しさは自然そのものだからかもしれない。
水と鉱物、そして動物の膠。自然の素材だから高価なのも仕方ないかな。
でも、けっこう途中で辞めちゃう人も多いから、メルカリとかで安く入手したりしてますw
最近は合成岩絵の具もあって少し安いのもあるし。
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2023/06/22 15:20
ちくちくさん、人形の服だと縫い代のミリ単位で形が変わっちゃいそう。
柄合わせとかも大変だ~!
失敗の数々…苦労した分、いい作品になるかというとそうでもないところもまた(;^ω^)。
でも、完成した時の達成感とか充実感は他では代用できないスペシャルな感じだよね。
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2023/06/22 12:51
岩絵具の色が変わることは知らなかった・・・・
予想で描く?ってすごく難しそうだね。

日記を中心にニコ活動を楽しんでる子グマのbonoです。
よろしくお願いいたします(ᵔᴥᵔ)
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2023/06/22 10:50
日本画やってんだ、ひじょうに高価だよな。水と鉱物、大自然と人が向き合いながら紡ぐことが出来る最高の画材だと思う。
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2023/06/22 08:30
乾かないとその真の色がわからない・・・なんか気持ちわかるかも。
ワタシの人形服作ってるけど、完成するまでわからないんよねぇ。布や柄が型紙。作ってみて「イメージちゃう・・」ってなって、制作途中で終わっちゃう作品の多いこと・・・そしてまた作るんだけど。
一つの作品って、その作品の完成にたどり着く前に重なってる未完作品や訂正した時間の山の上に飾られてると思うわー。



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