同窓会
- カテゴリ：日記
- 2023/06/18 22:33:43
昨日は同窓会だった。
高校である。
女子高であった。
私は間違って入ってしまったらしく、成績はいつも再試で毎年留年の危機と戦っていたが、中学は校内暴力の嵐で、毎日スケ番に呼び出されたり、身切りして血にひるんだすきに逃げたり、図書委員長の私の前で図書館の本を焼く輩に殴りかかったり、番長に下の者を何とかしろと怒鳴り込んだりする荒みようだったので、ここは天国と疑わなかった。
大体先生方も個性的で、古文なのにアヒルの定理（先生がアヒル好きなのでこういう名前になったが、古文の文法の覚え方）を説く先生がいたり、敬虔なクリスチャンなのに「中世はキリスト教のせいで哲学の暗黒時代だったので、この時代の哲学は扱いません」と言い放つ倫理の先生がいたりした。
その倫理の授業では1年の半分近く「ソクラテスの弁明」（プラトーン著）を使っての討論が主で、受験には全く使えなかったがとても面白かった。
女子高なのに、家庭科室も調理室もなく、その代わりに和室での立ち居振る舞いとかお茶のたて方、手紙の書き方なんかを教わったりした。
そんな学校の同窓会である。
私は当時科学部で一緒だった子と二人で参加した。
偶然、それなりに近くに住んでいたのだが、この15年くらいは年賀状でしか挨拶してなかった人だ。
だが待ち合わせの電車の中で一目でお互いがわかり、2時間ほどの列車の中が退屈になる暇もなかった。
同期はこの二人だけだったが、懐かしい先生にはお会いすることができた。
あの時ただの倫理の先生だった方は、学園の要になっていらっしゃったが、我々二人のことをすぐに思い出してくださった。
授業では一度もお世話にならなかったはずの数学の先生も覚えていてくださり、お話しさせていただいた。
担任だった先生は抱きしめてくださった。
本当にありがたい。
久々に校歌を歌ったら、キーが高くて驚いた。
それでも2番を歌う頃には喉が開いて声が出るようになっていた。
来年はほかの同期も連絡しようねと約束して、帰路に就いた。
おかげさまで、楽しんでまいりました。
今回は会費1000円でサンドイッチとお茶のパックをほいと渡され、普段より質素な会ではありましたが、別においしいものを食べたくて同窓会に行くわけではないのでいつもこれでいいと思いました。
もう現役の先生はたった一人、学園長だけで、しかも朝礼の時間を忘れたりする、と教頭先生が愚痴をおっしゃっていましたが、その変人ぶりは昔と変わらず、ああ、古巣に戻ってきたなと思いました。
人間、人と変わっててなんぼだよ。
どんなに遅いコメントでも、大歓迎です＾＾
いつもありがとうございます。
高校の同窓会に参加されたのですね＾＾。
同じ部活だった同期のご友人と久しぶりにお会いになり、恩師の先生方のご尊顔を拝し、お話しされたのですね＾＾。
・・・スイマセン、今日もまた早くも睡魔に襲われて、アタマが回りません＾＾；
カキコさせて頂きたい事はあるのですが、まとまりません＞＜
また遅コメントさせて頂きますね＾＾。
今日もお休みの日でいらしたのでしょうか＾＾？
では、失礼いたします＾＾。
私も多分15年ぶりくらいです。
一緒に行った友人とも同じくらいずっと年賀状だけの付き合いでした。
校舎も建て替えられていたし、同期も一緒に行った子だけでしたが、そこここに高校時代の私が残っているのが不思議でした。
もうお亡くなりになった先生も多くて、今回も元学園長のお別れ礼拝から始まりましたが、賛美歌を歌う時間がタイムスリップの始まりだったかもしれません。
私は長らく中学も高校も同窓会に出てないです。
会いたい友人は同窓会以外で連絡取ってたり、それ以外は同窓会に不参加な友人が多いので出席しても話せる人がいなそうで二の足踏んだままです。先生も特に思い出深い方もいないし。
振りかえってみると可もなく不可もなくなサラっとした学生生活だったんだな～という感じでした（＾＾；）