Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 286 待ちきれない

子供は本当の事を言わないで、我慢しているというか、何も考えてないのかな、と見える事がある。
 水着売り場で、「どの水着がいい?」と子供に聞いて買った。買う時は「…早く帰って絵本みよう~」とか言った。水着に興味なさそうだった。家に帰ったら水着を袋から取り出して一人で勝手に着て、部屋の中で「どう?かわいいでしょ?」と新品の水着にうきうき。部屋で水着を着てごっこ遊びし始めた。
「わたしユキコ!あなたの名前は?」
とか言い出した。いつからお前はユキコになったんだーーーーーっとちょっとゾっとしました。カワイくてテンションがアガる水着を着ると、女の子は違う人間になりたがる。という事なのか。わからんでもないけど。メイクアップして違う人間を演じる、というのは人間が持つ健やかな欲求なのかもしれません。逆いいえば、メイクアップして演じる事が楽しくないというのは病んでるという事になるのかもしれません。ドラァグクイーンは超、健康優良種族、といえるのか。今よりもっと、もっといい人間になりたいと成長する意欲というものがあれば、カツラ被るのもメイクするのも自然な人間の姿なのかなとも思えます。
 子供はその翌日も、部屋の中で水着にきがえてフリルをふりふりさせて超ゴキゲンになって、「お母さんは先生やって~私はせいとやく~」と、水着着たままごっこ役をしたがる。先生役かー、と「は~いじゃ……なんていえばいいのかな。授業をはじめまーーーす…」とか言ったら、「違うっ!先生はそんな事いわないっ。授業の前に朝の会やるの!」と子供がいうので、「は、はい、わかりました」と私が教えてもらいました。これではどっちが先生役かなんなんのかわかりませんでした。「あさのかい…で~す…」というと、子供は「よしっ、それでよしっ」とOKだったみたいなので、「じゃ…次は何かな~」と先生役がききながら、生徒役の子供に教えてもらいました。なんだかなんだか。




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