他人と一つ部屋で寝るということ
- カテゴリ：日記
- 2023/05/30 17:06:37
ごく小さい頃は 母や爺ちゃんと一緒に寝ていた
これは他人ではない
小学校に進みやがて修学旅行に行った
夜になったが寝るどころではない
すぐに見回りの教師のルーティンを見抜き
静かにやり過ごした後は 寝るどころではない
翌日のバスの車内はほとんど全員爆睡である
中学校の修学旅行も 高校の修学旅行も 基本的には同じだ
お約束の枕投げでは貴重な体験をした
みんなで投げ合っている最中に 誰かが投げたもみ殻入りの枕がバーストしたのだ
見事に大部屋中に散らばった
全員で慌てて敷かれていた布団を払いながら一カ所に集め
さあこれからが大掃除である 真夜中である
箒を他部屋から集め ブツブツ言いながら けれどニヤニヤしながら全員で綺麗にした
布団を元に戻し 何事もなかったように布団に入る
次の教師のルーティンの時間が迫っていたからである
押し入れの隅には予備の枕がたいていあるもんで無問題
開けたドアから漏れる廊下からの薄暗い灯りの中で私達は息を潜め 寝たふりをしていた
そして一部からくぐもった押し殺したような笑いが聞こえたきがする
幸いそれは教師には聞こえなかったらしく 彼はドアを閉め去っていった
（実はすべてお見通しで 聞こえなかったふりをしてくれたのかもしれない）
大学受験で道外に出たのは一度だけ
前にも書いたね 青森県弘前大学人文学部受験のとき
2日制だったので安い旅館に 他の受験生とともに2泊4人部屋に泊まった
これも前に書いたね
私達は夜を徹してとまではいかないが こともあろうにトランプに興じた
当然全員不合格だった
さて これくらいだろうか
私が他人と一つ部屋に眠ったのは
数十年後 私は精巣腫瘍で大病院の4人部屋に入院することになった
ほぼ一カ月を要する手術化学治療である
最初の4～5日は我慢した
他の二人とは良好な関係を築けた
だが我慢できない爺さまがおひとりいらっしゃった
詳細は申しませんが 要するに ”年とってもあんな老人にはなるな”
という方でいらっしゃいました
翌日ナースステーションに出向き その日のうちに一人部屋に引っ越しました
けっこう高いですよ 保険も利きませんし
さらに数年後 今度は舌癌で長期療養をするために 別の大病院に入院しました
やはり4人部屋でしたが 今回は2日我慢しました
最大の原因は”イビキ”です それもデュオで
翌日ナースステーションに出向き その日のうちに一人部屋に引っ越しました
今はまだ当分入院する予定はありませんので安心です
若い時に非婚宣言をした
でも気が変わって 別な人生を歩んだとしましょう
あ そうか 一人部屋に移ればいいんだ
それで解決されるのかな
人生にはいろんな分岐点がありますね
ああ 楽しい
なにそれ？ 美味しいの？
雑魚寝、、、w
ロマンチックなのは、、、少ない、、、w
もちろん勤務中ですが いいじゃないですか
あ そうそう 小学校の修学旅行のときの夜かな
深夜に突然窓ガラスの割れるおおきな音が響き 旅館は騒然となりました
結論を先にいうと 我々の隣り部屋の庭に面しているうちのクラスの女子の部屋のおおきなガラスを
１人の酔っ払いがぶちこわして乱入しようとして入る間際で引っ繰り返っておりました
もちろん別客です 若干の流血がみられるなか 彼は怒鳴っていました
「オラーッ！ トチギの生まれだよっ！何がわるいんだーっ！トチギの生まれだよっ！」
私は思った
『やっぱり 世の中面白い』
彼がその後 警察に行ったのか 旅館に引き取られたのか知りません
まもなく 旅館の早い朝食が用意され始めている時間でございました
U字工事のファンの皆様 もしお気に触ったならお許しください
コメントありがとうございました
最初の学校の修学旅行のとこはやっぱり何処でも
同じ感じだなあって(・m・ )クスッとしながら拝読させて頂きました。
笑を堪える状況てなればなるほど笑っちゃうんですよね(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!
だけどそれから大変なご病気そして治療を経験されて乗り越えて
来られてるんですね。
今は安心という事で良かったです(^-^)
いびきのデュオって…それ絶対寝れないですね(>_<)
明日も素敵な一日になりますように☆