Nicotto Town



重賞展望


ダービーが終わって今週末から2歳世代の新馬戦もスタート。ダービーからダービーへ。また新しい1年が始まりますね。そして重賞は安田記念と鳴尾記念の2つ。今週はずっと雨予報が出てて馬場がどうなるか読めへん。一筋縄ではいきそうもないな。。

【安田記念】22年こそ1秒ちょいの後傾で中盤も24秒と緩い流れになったけど基本的には前後半の3Fは34秒程度で中盤の2Fも23秒前後。勝ち時計も1分31秒程度と高速巡航戦、高速決着が基本形。高速馬場適性は勿論、追走力や瞬発力、末脚の持続力と高い総合力が問われるレース。差しは比較的決まりやすい印象。血統ではストームキャット、ヴァイスリージェント、ダンチヒらスピード型ノーザンダンサーの血が目立つ。

パッと見て難しいなと。ただでさえマイルGⅠを勝ったことのある現役馬の大半が出て来てる上に今週はずっと雨予報。それによって軸にする馬、買う馬、消す馬も変わってくるはずで天気予報とにらめっこする1週間になりそう。ソダシは前走は大外枠が響いたのと勝ち馬に完璧なレースをされたのが敗因。流れも得意ではない中盤緩む形やった。それでも崩れへんあたりマイルでは相当強いし今回はもっと緩急の少ない流れになりそうやから能力・適性面で大きな瑕疵はなさそう。懸念材料としては気難しさのある馬ではあるから初の中2週と乗り替わり。洋芝でも強いレースは出来てるし力の要る馬場は問題ないけど、道悪は未経験(前走は若干雨の影響は受けたけど)。走法なんか見ると問題なさそうではあるけどこればっかりはやってみなわからん。内枠が欲しい。ジャックドールは初のマイル戦というか二千以外は初。その二千でもややスローから中盤あんまり緩めずにロンスパの形で強い馬やからこの距離でミドル以上になると逃げるのは難しいと思う。まぁ、控える競馬も出来るタイプではあるけど秋天なんか見ても決め手勝負ではそこまで斬れる馬でもないからね。今回最も扱いが難しい馬やけど少なくとも人気で本命とかは怖くてでけへん。シュネルマイスターは高速馬場+揉まれへん競馬で強い馬で前走は久々にそれが出来た。極端なハイペースにでもならん限りは条件的には合ってるけどこれも道悪は未経験。血統だけ見たらむしろプラスになりそうやねんけど実際高速馬場の方が強い競馬してるし海外で結果が出てへんから時計がかかると不安ではあるよなと。枠は外目の方がベター。ソングラインは前走は位置取りやコース取りが上手く行った結果で、単純な能力だけならソダシの方がまだ上かなという印象。ただ去年も中2週で勝ったレースやし輸送がない分の有利さはある。馬場自体は渋ってもこなせそうやけどベストは千四な感もあるだけにタフになりすぎるのもどうかな。セリフォスはダイワメジャー産駒とは思えへん末脚が武器の馬だけにキレが削がれるような馬場になるのはどうなんかな。東京でも勝ててるけど阪神の方がより合う感じもする。どれが穴になるかはわからんけどソウルラッシュは戦績通り道悪巧者。斬れる脚はそこまでないから高速馬場+スローやと厳しい感じはするけど渋るならチャンス。ナミュールは能力ならVM1,2着馬にも引けは取らへんと思うけど3歳時までは馬体の維持に苦しんで間隔が詰まると良くない馬やっただけに中2週は気になるところ。ガイアフォースは初のマイル戦、速い上がりにも対応した前走は驚かされたし改めてGⅠ級やなと。ただギアチェンジの苦手な馬だけに京都の下りを上手く利用出来た面もあったんかなと。高速馬場で良さが出てるだけに雨は良くなさそう。揉まれ弱いから枠は外目が良い。ダノンスコーピオンは前走は距離不足、前々走も海外で大敗はそこまで気にすることはなさそう。マイルCSの負け方が気にはなるけどそこ以外はセリフォスと僅差やし能力自体は足りてるはず。まぁ、勝ち切るとなるとちょっと目立った武器がないようには見えるけど。3歳勢はガチンコ勝負ではこのメンバー相手では能力的にちょっと厳しい。極悪馬場とか多くの馬が能力を出せへんようなレースにでもなれば、という感じかな。





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