札幌大球
- カテゴリ:日記
- 2023/04/22 19:33:03
昨日札幌黄(玉葱)のお話しを書いたので
せっかくだから 今日は札幌大球のお話しを書きましょうか
はい キャベツのお話しです
今回は何も参照しません 実体験だけで書いていきます
なんのことはない バカでかいキャベツなんです
直径 50cm 高さ 30cm 重さ 7~10kgというキャベツが
札幌にございます
主な用途はニシン漬け用なんです
秋になりますと八百屋の軒先に並びます
1個 7~800円で売られています
かねて用意していた身欠きニシンと干し大根とちょっとのニンジンと塩麹で
それは美味しい美味しい漬物が極寒の台所の裏口で秘かに醸成されます
冬の期間が短いところでは難しいかもしれません
すぐにワイてしまいます
朝の食卓のために 樽に手を突っ込み 上の氷を割りながら中皿に盛ります
あ 前にも書いたよね ニシンのひと切れをストーブにくっつけて焼き
香ばしい香りと共にいただきます
大根はボリボリ キャベツ(札幌大球)はパリパリいただきます
北海道の冬の保存食です
北海道人にとって そもそも漬物って保存食なんです
浅漬けもそりゃありますが
なが~い なが~い 閉ざされた冬を乗り越えるためには
食物繊維と適度なタンパク質と僅かな炭水化物である麹
それらが発酵した挙句
結果的に滅茶苦茶美味しいお漬物が出来たわけです
雅な京都のお漬物とは出自が違います
はんなりとはいきません
あ 今思った 付け合わせじゃない
主食の一翼を担う 生きるためにカロリーを担う
ダイコンボリボリ キャベツボリボリ
寒いから外には出たくはない
秋のうちに仕込んでおいて良かった
これでこの冬も凌げる
しかも美味しい
まわりにはヒグマが歩いている
ロシアからウインクをかけられている
面白いねw
私の手を一杯広げて親指と小指の間の長さが20㎝×2倍+10センチ
そんな大きなキャベツ見たことありません。
北海道が大きいとキャベツまで大きくなるんですね
塩麴、おいしいでしょう。食べたことのない郷土料理がたくさんあるんですね