Nicotto Town



重賞展望


【フローラS】過去5年を振り返っても20年こそハイペースになったけどそれ以外の4年はミドル~スローでスパート地点もほぼラスト3F地点と遅め。当然前有利ではあるんやけど、差し馬もちょくちょく好走してるのはこれまで牝馬クラシックはほぼマイル戦を中心に組まれてたわけやからここに出てくる馬は最初から中距離に照準を絞ってた馬か賞金を加算できずに桜花賞に出られへんかった弱い馬。体力の付き切ってへん馬や弱い馬にとってはタフな条件やからそういう馬はバテて能力のある馬なら差して来れるという感じかな。ただここ数年の東京は開幕週やコース替わりでも差しが決まりやすい傾向にはあるからその辺りは土曜で見極めたい。血統でも軽いスピードというよりはロベルトやサドラー、トニービン、ミルリーフ、ステイゴールドといったスタミナの下支えになる血が目立つ。

ソーダズリングは未勝利戦の勝ち方は鮮やかやったし時計も馬場を考えれば悪くはないと思うけどここで上位人気になるほどかと言われると微妙かな。血統やプロフィールで期待したくなるのはわかるけども。ドゥムーランも既走馬相手の未勝利戦を遅い流れの中最後方近くからぶち抜いたあたり能力は高そうやけど流石に未知の部分が多すぎて上位人気で本命とかは考えにくい。このレース、キャリア1戦の馬は過去10年で1頭も馬券圏内に来てへんのよね。ブライトジュエリーも同じく既走馬相手に後方から派手な競馬で圧勝。これも常識的には難しいとは思うけどエピファ×ウォーエンブレムとどう考えても狂気をはらんでる血統だけに常識に囚われへんことをやってもおかしくない不気味さはあるwちなみに未勝利戦の時計は同日の古馬2勝クラスと0秒3差。まだ余力はありそうやっただけに能力自体はかなり高そう。安心して買えそうなのは1勝クラス以上の千八~二千で好走歴のある馬の方。イングランドアイズはマイルではあるけどクイーンCは重賞級の馬たちを相手に差のない競馬が出来てるし二千の新馬戦ではハーパーに勝ってる。キミノナハマリア、ゴールデンハインドあたりはオークスで勝ち負けするようなスケールはないけどこれまでの相手関係を見ても能力やスタミナの裏付けがある程度保証されてる。





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