子どものためにああしてこうして、ケーキつくって、飾りつけして、どうだかなおいしかったかなとかやきもきしてた。あんまり食べなかったなとか思ってた。買ったケーキのほうがやっぱり美味しいのだ。と思ってた。そしたら、ケーキを作った後にでた、スポンジ生地の端っこをみて、「わ～美味しい～これ」と言ってケーキのあまりものスポンジ生地だけの奴を「美味しい美味しい」と食べた。一生懸命作って作ったものより、あまりもののほうが美味しいって言われるのなんだかなぁ。と思った。まぁ、美味しかったら何よりですよ。モントンというやつで作ると、あれ美味しいですね確かに。ほんのりバニラの香りがしたような気がするし、ホットケーキミックスと違う味がしました。美味しいのは確かに美味しいけど、せっかく一生懸命作った手作りケーキのほうも食べて欲しかったな。とは思えども、子供のそんな忖度なし。いっさい嘘なし。正直すぎる姿勢になんだかそれもまた素敵だよなかわいいと思ったりするのです。変に気を遣って「お母さん美味しいです…」とか言い出したらすごく悲しいよ。もう。気遣いなしで好き放題、家の中でくらいはしてもいいかなと。それにしても、スポンジだけ食べるだなんて。なんだか、松本人志氏の「俺はチキンライスでいいや」を思い出した。

無遠慮を　かわいいと言う　罪を得る

親がこう、無遠慮をかわいい～と言う私のこういうのが、一人っ子のわがままを助長させるんじゃないか、…と責任の重さが双肩にかかるのを感じます。