Nicotto Town



3/21 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2023/03/21
キラキラ
集めた場所 個数
教会広場 10
ペット海浜公園 3

4択  「おしゃれ照明


キラキラ  「教会広場 柵 左端

     「ペット海浜公園」自販機

4択 ほしい家具は → おしゃれ照明



おしゃれベットってどんな・・・。
猫脚で繊細なやつかなーー?(←このぐらいの想像力しかない)

おしゃれもへったくれもないタダの直線な蛍光灯しか使ったことがない!!

寮の同期で変わった照明を持っている子がいた。
ムンクの叫ぶ人の照明だった。

     ___
    /   \
   /     ヽ
  /)      |ヘ
  ||(・)  (・) ||
  |ヽ ・ ・  ノ|
  | |\ ∩  / ノ
  人 ヽ|∪ / /
  | |人__人 |
  /| | \ ノ ||
 |∧_ハ  Y  L∧
 //  | | ノ |

こんなやつね!

・・・おしゃれ・・・・??
変ではあった!!

実はこの「叫び」。
叫んでないらしい。
「自然を貫く果てしない叫び」に耳を塞いでいるところらしい。


「友人ふたりと道を歩いていた。日が沈んだ。空がにわかに血の色に染まる――そして悲しみの息吹を感じた。僕は立ち止まった。塀にもたれた。なにをするのも億劫。フィヨルドの上にかかる雲から血が滴る。友人は歩き続けたが、僕は胸の傷口が開いたまま、震えながら立ち尽くした。凄まじく大きな叫び声が大地を貫くのを聴いた」
(2007年・みすず書房発行「ムンク伝」より)

ノルウェー人のムンクは体が弱く幼少時に母を亡くし、14歳の時に姉を亡くし、自らも寝込むことが多かったので病人の目に映る狭い世界を絵に描いていたらしい。

「叫び」は、人間の不安が極限に達した一瞬だという。

若くして病気や死に直面してきたムンクは、自分の中にある「不安」な感情をテーマに作品を残してきた。
なぜなら、不安に駆られて眠れないとき、その情景を描き残せば、「それはもう済んだことである」と感じられぐっすり眠ることができたからだそうだ。

そんな心が悲壮なムンクだが80歳まで生きた。
1944年1月23日没らしいので世界は第2次世界大戦まっ際中だ。
北欧もロシアの足音がひたひたやってきていた筈だ。
パリやベルリンなどを主な活動拠点&学習場としつつヨーロッパを拠点にノルウェーに帰ったり出ていったりしていたが、第1次世界大戦後はノルウェーオスロ郊外に居を構え、ずっとそこにいたらしい。

私の座右の銘の1つに「夜中に考え事をしてもろくなものはない」というのがある。
なので夜に何か考え込みそうになったり悩みだしたりすると、小説や漫画を読んでその世界にどっぷり浸って自分のことは忘れることにしている。
ムンクは恐ろしいことから逃げずにそれに向き合い描いて終わらせることを選んだのか。
凄い人はやることが違うな!と思うものの、だからちょっと変なんだよ!と思ったり。

ムンクの「叫び」の照明を持っていた同期は、その「叫び」を吹き飛ばすようなパワフルな人だったので部屋にそれがあることに「あはははは!何それ!そんなの売ってるんだ?!」と笑い飛ばせるような人であった。
「う・・うわぁ・・・・聞けない・・聞けないよ・・・」というような人じゃなくてよかった。
よかったが、やっぱりベットの脇に「叫び」がおいてある様子は変だったよ。

アバター
2023/03/21 08:59
ガレのヒトヨダケランプがあったらいいなあ。




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