ゲシュ崩ログ 197 寝る
- カテゴリ:日記
- 2023/03/08 08:27:01
あったかくなったからなのか。夕方六時に就寝した。早く寝るのはいいけど、それはそれで「深夜に起きるのだろうか…」と気が気でなかった。朝までぐっすり寝たけど、夜じゅう「もしかしたら起きるかな起きるかな」と、そわそわして落ち着かなかった。
春だからだろうか。子が良く寝た。
春眠不覺曉 (春眠暁を覚えず)
處處聞啼鳥 (処処啼鳥を聞く)
夜来風雨聲 (夜来風雨の声)
花落知多少 (花落つること知んぬ多少ぞ)
處處聞啼鳥 (処処啼鳥を聞く)
夜来風雨聲 (夜来風雨の声)
花落知多少 (花落つること知んぬ多少ぞ)
というのが元ネタの、春眠暁を覚えずという言葉が有名です。
この漢詩は五文字でそろえるという枠を作ってるんですね。面白いですね。たまらんですね。こういうの、たまに白いページに書写する。楽しいです。
書き下し分をつけないと意味が全然わかりません。そこがまた、文字情報でありながら、ルーブル美術館の絵画みたいな印象を能にもたせる気がして。脳みそが楽しいです。漢字は絵文字だ。という。漢字は記号でありながら、ラインスタンプのような特徴を持っている。同じ意味であるのに、竜と龍があり、どっちも同じなのに、人が持つイメージがそれとなく、なんとなく、違う。そういう字は絵文字に近い気がする。だから人間の進化という意味ではアルファベットのほうが効率的で絶対的なんだろうなといつも思う。でも遊び心満載な絵文字が大好きなんだな。ラインスタンプも、面白いのは買いたくなったりするし。
漢字で「龍」と覚えるのはけっこう難しいのに、英語だと「drgon」で、別に新しい文字を覚えなくともけっこう簡単に知識が一個増えて片づけやすい。アルファベットは人間が話す言語として情報を視覚化し、信号化する時にほんとうに便利だなと、漢字を勉強すればするほどそう思いいたります。でも楽しいですよね。ルーブル美術館の画を見るのが楽しくない訳ないのと同じじゃないかと思います。
将来は 絵描きになりたい と子が言って
将来なんになりたい?って聞いたら、絵描きになりたい!と言ってた。めっちゃ爆笑した。まぁ子供だから。色んな事を今からもっと見て学ぶうちに、他の事を考えるようになると思うんだけど、どうなんだろう。そもそも、世の中にある職業といえば、十個くらいしか名前を知らなそうな子供の夢が、絵描きだった。簡単にいってくれるよね。