アナーキー ②
- カテゴリ：日記
- 2023/03/07 21:16:07
こんなこと書くの初めてです
だから 間違いのないようにしますね
私は彼女に完全に否定されました
当たり前です
私は卒業見込みが完全にあり得ないまま
教員採用試験を受験して合格してしまいました
ある意味”前科”です
すぐに 経過を踏んだうえで 私の転居先に彼女からの手紙が届きました
その前に言うと
彼女は私を信頼してくれてました
大学時代 同じ漫研で 私は部長 彼女は副部長
私は残念ながらその才はありませんでしたが
彼女は やがて全国誌を経て単行本を残すまでに至ります
季節は夏
わずか数年間
大学の図書館の入り口 少し入って階段の前 そこが待ち合わせの場所
今でも信じられない まるで（個人的な映画みたいでそのまま）作れる
「煎兵衛さん ねっ これ どうかな？ 今度これ（出版社に）送るんだけど」
息を弾ませながら 汗を拭きながら 数枚のケント紙を見せてくれる
ダブル主演
☆ のん
☆ なんたっけ？ 荒らし？ あ 嵐か 松本潤（綺麗な顔してるね）
監督 鈴木清順 そんな訳ないだろ！
脚本 岩井俊二 クセが強いのか弱いのか？ いや 多分強いんだろうな
音楽 SG Lewis
主題歌「Lifetime」
言っとくけど 私は辛口なんですよ
「う～ん ここはこれ あれはあれ」などと偉そうに宣う
瞬時に彼女は自ら描いた2次元にのめり込む
もうこうなったら 私はゲーセンに行くしかない
講義の単位は既に可能性が無かった
的確な指摘を出来たかという自覚は全く無いから 逃げる 逃げた
でも言いたいことは言った
彼女の前から消え失せて
でも傍にいたかった
数年後 彼女はデビューし
3冊の単行本をこの世に印した
その最中 私への非難（もちろん教職関係）を頂いた
いや 違う 最初の手紙だけだったっけ
【あなたはとんでもない過ちを犯した】
それ以来 なんのやり取りもない
（私はマゾヒストか）
こんな あけすけな文章を書けるほど
あなたは素敵で自分はしょうもなかったんだから
季節は冬
あ こんなこともあったっけ
あれは大学のスキー講習の帰りかな？
誰も帰り道には選ばない 普通の車が行き交う市民道を
スキーを履いたまま藻岩山から滑り降りた
ホイチョイプロダクション カモ～ン
他には誰もいない 二人だけの世界
（今はやっちゃいけません）
監督 鈴木清順 そんな訳ないだろ！
脚本 岩井俊二
いやいや
平地に降りて スキーをカバーで仕舞い 石山通を北上するバスを待って
間もなくバスが二人を乗せた
ここまで書いてて その時のニュアンスを伝えるのが難しいと気付いてきた
私は大事に育れられた一人息子で 何もかも恵まれていた
彼女も 当時は国鉄という大企業に勤める父上を持つお嬢様だった
一緒に藻岩山を滑っている段階で 後悔した（人生初めての後悔かもしれない）
だって 数か月後には 私は ドロップアウトするのが確定してるのだから
私は東京に逃げ 汗水流し 自らの能力を振り絞り
自らを最大限に発揮した
時代はバブル 月収はすぐに30万円以上
当時から私はずっと彼女を忘れようとしてた
だって 彼女の言うことは間違いないんだから
いや 今 彼女と表現したけど 彼女は彼女では一瞬でも無かった
辺境の地の漫研の部長と副部長という間柄だけだったんだろう
それから四十数年 できるだけ サーチはしなかった
一時期ちょっとしたけど 意味が無いことにすぐさま気付いた
前に書いたっけ？
それでも彼女が描いてくれた作品
大学時代に突然 我が家の2階にあった レナウンの（でっかい）木製の額を見つけて 「これに描いていい？」
数日後 それはそれは素晴らしい水彩で 麗しい男性肖像画を
記憶が朧気なんだけど 車（タクシー）に乗って返してくれたよね
唯一無二の私の所有物であるあなたの作品 今でも私の後ろで微笑んでいるよ
いや 今見直したら 凝視してるかんじ
それとか 私の家出とか 色んなことがあったんで 私の母親は
この絵を嫌っていた
だから私は大切に布で隠して部屋の奥にしまっていた
ま そんなもんでしょ
両親をみとった後 私は転居した 父が建てた家は順調に（瞬時に）解体できた
そう70万円くらいは払ったと思う
庭にあった白梅と紅梅は菩提寺から以前から請われていたので
お寺の若様へとお渡した（あ 先月の先代様の訃報には驚いた）
今でもここから歩いて数分の距離にある （そのお寺の庭に）
そうだね
僕達4姉弟が（両親とともに）一緒に愛でた梅の2本は
来月には開花するだろう
請われたから大事にされてんるだと感謝している
今その絵は開放されて 私は後ろから凝視されている
母の意見は関係ない
でも水彩だから 劣化が心配
ここは北海道だから守られているのかもしれない
まあいいや
麗しい男性肖像画
これ ネットに（画像を）出していいのか さっきも書いた 唯一無二の画像
肖像権は始めっから無いでしょ
バカいうなと思われるかもしれないけど
100%美化した私自身の姿なのかもしれないと つい最近気付いた
さすがは自己肯定感バリバリの私が 老境で達し得た幻想である
若い時から 意味もよくわからず 自身をアナーキーと称していた
そのちょっと前に覚えた コスモポリタンでは満足できなかった
なんていったっけ？ ああ そう エスペラント語もすぐに失念した
それでも
他人さまには迷惑をかけるな
株 冬山 バイクには手を出すな
4姉弟 相和し 仲良きを努めるように
殆ど果たせたと思う
ま 若い頃 一部に御迷惑を掛けたことをドサクサで謝ります
アナーキーを気取っていた若者が ここまで来れました
やがて日本（国民）は消えます
その最終的形態は この目では見られませんが
祖父母 父母 叔父夫婦（その他知縁）らと一緒のお墓の中にある壺にいて
弓状列島の北の端
梅と桜の花が同時に咲き
春の到来を全ての種が待ちわびていて 一斉に活動をし始める
こんな素敵な場所に眠れることを 誰に感謝したら良いのでしょうか？
自己肯定感1000%です ♬（ｶﾙﾛｽﾄｼｷ＆ｵﾒｶﾞﾄﾗｲﾌﾞ）
(やっぱり3000文字を超えていたｗ）
急遽2部に分割しますｗ
読みにくいところはすみません
