何食べたい？と家族にきいてもなんでもいいとしか言わないだろーと思ってた。ら、子供がしっかりと「にんじん。ブロッコリー」と具体的な野菜の名前でリクエストしてくれた…。うそ…めっちゃ食卓救世主。と思った。何つくろっかと思ってる時に、明確な答えを持ってる人って、なんだかちょっと人にこいつは凄いと思わせるなと思いました。なんでもいいよと言われると、料理自体何も作りたくなくなってくるけれど、しっかりしたリクエストがあると、やる気みなぎる。カニ味噌とキャビアの甲羅焼とか、そんなん一生私すら食べないよと言うのをリクエストしないところが、我が家だなーとか思ったり。セレブのおうちってそんな会話がなされてるんだろうか。「今日は何を食べたいザマス？」

「うんとねー、松阪牛のサーロインステーキ～」

「んま、うちの子は本当にしたがこえてるザマスっさすがザマスっ」

っていう会話を、私の家でやる事はあるんだろうか。無いと思う。仏教的に地獄におちた人が、ものを食べても食べてもお腹いっぱいにならず、餓鬼となってさまようというけれども。年がら年中ごはんの事ばっかり考えてるとなんだかそうなってしまったんじゃないかという感じに近いような。まぁちょっと違うけど。

ごはんたき　料理をつくり　日々が過ぎ

昔自分は絶対に主婦になって毎日ご飯炊くなんて絶対にできない、絶対に無理。私には無理。と思ってた。絶対できないと思ってたのに今やできてるか出来てないことはさておき、飯炊きしてるから、自分の人生まったく予想してなさすぎてた。