2/22 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2023/02/22 03:47:15
仮想タウンでキラキラを集めました。
2023/02/22
集めた場所 | 個数 |
---|---|
コーデ広場 | 4 |
おしゃべり広場 | 15 |
4択 「回転焼き」
キラキラ 「コーデ広場」 左側 本屋
「おしゃべり広場」右の柵
4択 今川焼きをなんて呼ぶ? → 回転焼き
うおーーーーー。
小豆食べたいーーーー!!
小豆というか、餡だ!
日本人ならDNAに小豆入っているーーー!!!
・・と思ったら本当に縄文時代の遺跡から小豆を使ったお菓子が出土しているんだそうだ。
赤い色から魔除けや邪気を払うとして使われていたと考えられる。
弥生時代には無病息災や魔除けを祈願する行事に小豆を使った料理が食べられていた形跡があるという。
餡という形状で使うようになったのは紀元607年推古天皇時代と言われている。
遣隋使で小豆や野菜や肉を使って煮て形を潰してまるめる料理法が今でいう肉まんみたいなものと一緒に入ってきたという。
そして僧侶たちによって塩味の小豆餡が薬膳に用いられていたのだそうだ。
甘い餡が一般的になった今と違って、昔は塩味の餡が一般的であったようだ。
・・・というか、昔は甘味が一般的じゃないよーーー!!
では小豆を甘くたいて潰して作った餡はいつできたのか?
というと・・・わからないっぽい。
茶道の影響という人もいるらしい。
では茶道っていつはじまった??
古い記録では奈良時代の729年749年に宮廷や東大寺で行茶の儀が行われたことが記されている。
お茶は中国から輸入し、薬のような「健康に良いもの」として奈良時代から平安時代には嗜まれていたようだ。
その頃は別にお茶請けに甘いものを食べる習慣はなかったようだ。
というか甘味が貴重品だよ!!!
鎌倉時代にわび茶という簡素な部屋でお茶を嗜む茶道の走りのようなものができてもお茶請けは果物、アワビなどのおかず系が多かったようだ。
安土桃山時代になって、中国からの砂糖の輸入量がガン!!と増えているらしく、その頃、甘いお菓子ができていったのでは?という考察があるらしい。
千利休が催した茶会で出されたお菓子の記録をみてみる。
1539年の「松屋会(松屋久政をもてなした)記」には
「菓子 イテモチ(凍餅)、ヤキクリ(焼栗)」
「菓子 こぶ(昆布)、ヤキクリ(焼栗)、クワイ(慈姑)」
が饗されていたと記述してあるらしい。
・・・おかずやーーーん!!
では、豊臣秀吉が催した茶会ではどうなんだ?
天下人となった秀吉は何度か大きな茶会を催している。
そこで饗されていたと言われるのが以下のお菓子
・長五郎餅
https://chogoromochi.co.jp/product/
・真盛豆
https://shinseimame.shop/items/62962bc79a7062728448c6bc
また、饗されて気に入ったと言われているのが
・鶯餅(うぐいすもち)
https://kspkk.co.jp/souvenirsummary/312/
(後に「御城之口餅」と改名)
だと言われている。
いずれも甘い小豆が使われている和菓子だ。
1000人以上を招いての北野大茶会で客人に引き出物として渡されたのが羊羹であったという。
https://shop.souhonke-surugaya.co.jp/k/%E5%A4%AA%E9%96%A4%E7%A7%80%E5%90%89%E7%8C%AE%E4%B8%8A%E7%BE%8A%E7%BE%B9
羊羹は字のごとく、「羊肉の羹(あつもの=とろみのついたスープ)」で肉料理であったのだが、肉が食べられない日本において肉の代わりに大豆や小豆を使って作るようになったという。
室町時代前期(1300年頃)に書かれた『庭訓往来』の「点心」の記事に「羊羹」がでてきて、タケノコ入りと考えられる「箏(笋)羊羹」と、砂糖入りと考えられる「砂糖羊羹」の記載があるらしい。
当時は今のような固形ではなく、葛湯のようなまったりした液体を飲んでいたと考えられるが、小豆を甘い汁と一緒に飲んでいたことが伺える。
「羊羹」は発展していくうちに固形の蒸し物になった。
通常は甘くないのだが、秀吉が引き出物として使った羊羹の説明文を読むと「表面に砂糖の結晶ができシャリっとした食感が特徴的」とある。
あ・・・あっま!あっま!!
確かに甘味が珍しい時代。
表面まで砂糖がにじむような甘味って客の度肝を抜くな。
しかし・・・いつ小豆に砂糖を加えたのか?という謎は解けない。
室町時代初期の『新札往来』にも「砂糖饅頭」という記述が見られるそうだ。
わざわざ「砂糖」を付け加えるのだから、饅頭というものは甘くないものであったのだろう。
平安時代の『延喜式』で「菓子」の中身としてでてくるのは、ほぼ果物と木の実。それに甘葛煎(あまづらせん)。
果物やヤマノイモ、蓮根、干しナツメなどをそのまま、または甘葛で甘く煮ていたとされるのだが、その一覧の中に小豆はないのだ。
うーーん??
いつ、小豆と砂糖の悪魔合体がなされたのか?
歴史的偉業だと思うのだが!!
クーラーといい餡といい、歴史的偉業の上にのんべんだらりと生きているのだなぁ。
感謝するために小豆餡の入ったおまんじゅうが食べたい!!!
感謝するためだから仕方ないよね?ね?
ワタクシもあんこに感謝をささげねば。