Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


1730番:ハリエット嬢(2)


ハリエット嬢(2)
Miss Harriet (2)


————————————【2】—————————————————

   Partis  d'Étretat  dès  l'aurore,  pour  aller visiter
les  ruines de Tancarville,  nous  somnolions  encore,
engourdis  dans  l'air  frais  du matin.  Les  femmes
surtout,  peu  accoutumées  à  ces  réveils  de  chas-
seurs,   laissaient  à  tout  moment  retomber  leurs
paupières,   penchaient  la  tète  ou  bien  bâillaient,
insensibles  à  l'émotion  du  jour  levant.

————————————《訳》—————————————————

  タンカルヴィルの町の遺跡を訪ねるため、夜明けと
ともにエトルタの町を出発したので、私たちは朝の涼
しい空気の中でずっとまどろんでいました.特に女た
ちは馬車での目覚めには殆ど慣れていなかったので、
始終瞼を閉じて、頭をたれ、大きなあくびをしたり
で、朝日が登る感動にも麻痺していた.


———————————〘語句〙—————————————————

Étretat  エトルタ. セーヌ・マリティーム県の町(ル・アーブル海岸沿い)
      (イギリス海峡に臨む北フランスの海水浴場)
aurore: (f)[orɔ:r] ❶ 明け方、曙; ❷ 初め、黎明期
       se lever à l'aurore / 夜明けに起きる
dès: (前) ~からすぐに、~の時から早速
      dès ce moment / この時からすぐ         
Tancarville  タンカルヴィル [Seine-Maritime県西部、セーヌ川河口の町]
  pont de Tancarvilleはヨーロッパ有数の吊り橋
somnolions (半過去1複) <somnoler (自) うとうとする、まどろむ    
encore:  まだずっと

engourdis: (過去分詞、複数)
    <engourdir (他)❶麻痺させる、しびれさせる
     ❷けだるくさせる、まどろませる、鈍らせる
accoutumées: (過去分詞、女複)
   <accoutumer (他) ❶[à に] 慣らす、習慣づける
   ❷ être accoutumé à qch [à + 不定詞] ~[すること] に慣れる
       J'étais accoutumé à me lever tôt. / 私は早起きに慣れていた.
chasseur:   (m) ❶猟師、 ❷戦闘機、 ❸(古)馬車の後部に立つ従僕  
réveil: (m) ❶目覚め、 ❷目覚まし時計、❸覚醒、夢想から覚めること
paupière: (f) まぶた、眼瞼
penchaient: (半過去3複) <pencher (他/自) 傾ける、傾いている 
     se pencher  身をかがめる        
bâillaient: (半過去3複) <bâiller (自) あくびをする       
insensible: (形) 無感覚な、麻痺した、
   ❷感じられないほどの、ごくわずかな
émotion:気持ちの高ぶり、感動、興奮
levant: (形) (日が) 昇る、 soleil levant  朝日、 
      au soleil levant  夜明けに 
émotion: (f) 感動、

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2023/02/22 10:54
ぼくはよく胸やけがするので、そのパリエット嬢とお友達になりたいです.
先日もオムライスを欲張って2皿食べたら、胸やけが起こりました.
胃が怒っていたようです:「こら、定年退職したおっさんが、こんなものを
大量にわしに押しつけるんじゃない、こんど食べたら、吐き出してやるぞ!」

ああ、そう、その春一番の日、こちら大阪では「あられ」が降っていました.
寒かったですねえ.

花粉症は、ぼくの子供の頃にはなかった症状です.騒がれ出したのは温暖化が
騒がれ出した時期だったような気がします.あったかくなって、花粉もうきうき
と出てくるのでしょうか?日本列島にスクリューをつけて、カムチャッカ半島
にまで移動できればいいのですが、それは無理な相談ですから、耐えるしか他
にしようがないようで…

ああ、お父様の話ね、意外と花粉ではなく、本当に教え子たちに感激して、
グシュンだったのかも.照れ隠しに花粉がいい口実だったとか?
ぼくは教員免許はないので、教え子をもった経験はないですけど、卒業式に
花束もらったら、きっと涙ポロポロ、そしてきっと花粉症だからということ
でしょう.

コロナのおかげで、今年はマスクをしていますので、こちらは今のところ、
まだ花粉症にはやられていませんが、もうすぐコロナが普通の風邪扱いに
なるらしく、そのときこそ、「花粉症」にやられるかも!

虫ね、まだ今年はこわいゴキブリは出没しておりませんが、そろそろゴキブリの
神様にホウ酸団子をお供えしようと思います.最近我が家の裏に、長年空き地
だったところに家が新築されて、ヤモリが来なくなったので、虫を食べてくれる
かたがいなくなってしまいました.ヤモリもトカゲも近所のネコに食べられて
しまったかもしれません.困ったニャン.

コメントありがとうございました.どうぞ花粉症の季節、無事おすごし下さいませ…
では。
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2023/02/19 14:34
ゴタぴょんさん、こんにちは♥
すごい風です。どうやら春一番のようです。
お洗濯物、飛んでいきそうで怖いです。

お天気もなんだか怪しくなってきました。
この風で花粉も明日は「多い」の予報です。
違う意味で、マスクは今後も続くかも・・・?

おかげさまで私は今のところ花粉症は大丈夫です。
ただ、この病気はその人の許容量上限を超えた時に一気に発症するらしいので、油断はしないようにしておきます。
症状が今ないからといっても、なるべく曝露されないように・・・。

ちなみに、お薬でパリエット錠というのがあります。
過剰な胃酸分泌を抑制するお薬で、胃潰瘍や逆流性食道炎などに用いられます。
「ハリエット嬢」と「パリエット錠」。
なんだか・・・(^^;)

もうすぐ卒業式の季節ですね。
父は高校の先生でした。
卒業式で、卒業生からサプライズで花束をもらって。
もうグシュグシュ。
「先生、そんなに俺たちのことを・・・」
「・・・違う! 花粉!」
黙っていれば感動的な場面だったと思うのですけれど~。(^^;)
シリアスが一瞬でギャグになったそうです。(笑)

でもこれ、意外にどこでもありそうな・・・?

ではでは、今週もよろしくお願いいたします。
暖かくなると虫さんが活動し始めるので、寒くてもやっぱり冬がいい・・・かな?



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