親切なご婦人に助けられた…
- カテゴリ:日記
- 2023/02/09 14:28:26
昨日は息子の通院日でした。
受診科は精神科と口腔外科。
現在の息子は落ち着いた生活を送れていると思います。
発作を除けば…ですが^^;
ですが精神科は年に数回、定期的に受診しています。
息子が中学部の頃までは隣接する子ども医療センターの小児科(精神)を
受診していました。
その頃から定期的に受診していましたが、ある時
「普段は落ち着いているからと受診しないお子さんがいるけれど
普段の様子を知らないと何かあった時に、どう対処したら良いか等の
話が出来ないんです」
と主治医の先生がおっしゃいました。
その話を聞いてからは尚更、定期受診を心がけています。
昨日の受診では先日の浴槽内での大発作の話をしたかったので
敢えて息子にはゲーム(あつ森)をさせておいて先生と話をしました。
息子は発作の事を覚えてないと言います。
だから発作が起きた事は本人から聞かれない限り、こちらからは言いません。
知ったとしても不安な気持ちになるだけでしょうから、知らないのであれば
その方がいいと私は思うので、先生との話を聞かせたくないんです。
それで先生には事情を話し、ゲームをさせたまま先日の様子をお伝えしました。
次は口腔外科の受診です。
こちらは3カ月ごとに診ていただいていて、虫歯の有無とブラッシング。
歯周ポケットの深さのチェックもありました。
これはチクッとする検査なので手こずりました。
この検査があったからかなぁ…(-"-)
終了後、エレベーターが来るのを待っていたら
「ぐっぐっ」と息子が肩を上下に揺らし始めました。
顔を見ると深刻な顔をしているので
「どうしたの?気持ち悪いの??」と声掛けするも無言。
『嫌だなぁ…』と思いつつ乗り込むと
再び「うっぐ!」と。
今にも吐きそうな様子に慌てました。
「えっ!気持ち悪い?出そう??」と自分のバッグを広げてみたり
息子の上着を入れたエコバッグを広げてみたり…。
万一、吐いてしまうようなら、どこに吐かせたらいいか。
同乗していたご婦人がお一人いらっしゃいましたが
その方が落ち着いた様子で
「こちらお持ちしますよ~」と
私のバッグと受付表等が入ったクリアファイルを手早く持って下さいました。
すごーくありがたかったです。
エレベーターが到着してドアが開いたので、吐かないうちにトイレへ直行!
と、車いすを押しながら持っていただいていたバッグとクリアファイルを
受け取りましたが、きちんと顔を見てお礼を言えなかったのが心残りです。
他人の優しさに触れ、感謝の思いと泣きたくなった気持ちが入り混じった
瞬間でした。
自分も考える前に必要な行動が取れる人になりたいです…。
その輪が広がれば、良い世の中になるんだけどなぁ…。
とっさに相手がして欲しい行動が出来る方っていらっしゃいますよね。
元々の性格だったり環境だったり?
経験から身に付ける場合もあるのでしょうが、その方が醸し出す雰囲気は
「してあげたのよ」という相手に気を遣わせるものではなく
「あっ、はいはい。荷物もちますね~」と自然体だったのが
非常にありがたかったです^^
こちらがよかれと思っても、
見当違いだったりすることがあるので、
「余計なお世話」かなぁとためらったりすることもあります。
心使いがぴたりとはまるのは
何でしょう、経験値の違いでしょうか❤
そうですね…。
その方にも多くの良い事がありますように^^
乗り合わせたエレベーターは口腔外科と耳鼻科の中待合室の前にあるので
どちらかを受診させた方の可能性が高いです。
もしかしたら再び会えるかもしれませんね…^^
顔もまともに見られなかったのです、不思議と人を安心させる雰囲気のある方でした。
とっさに相手が必要としている行動がとれるような人でありたいと思います^^
それは身近なところにこそあるのですね。
焦っていてお名前も確認できず、お礼が言えなかったけれど、
あの時はありがとうございました!と、言うお礼投稿をみます。
多くは感謝されたくてお手伝いをするわけではないし、
もし偶然また病院で出会えたらお礼を言えばいいし、
誰か手助けが必要な人と遭遇したら同じようにお手伝いすれば、
巡り巡って~で良いのかな~と私も思います。
いろいろ若い時と同じようには、なかなかできないですよねぇ~
必要に応じて、手を抜いたり誰かに頼る事も大事ですよぉ~♪
歳のせいにてばかりでは叱られそうですが、最近、今までなら
がんばれば出来ていた事(忙しなさの中で物事を片付ける事など)が
とてもしんどくなってきています。
その気持ちが雪だるま式に大きくなっていて
「あー!ホントにもぅ」と自分に一番腹が立っています。
でも…どう思っても一人しかいない時間が圧倒的に長いので
その気持ちにぐっと蓋をしてやるんですが…色々と思うところがあります。
『ユズリハの如く』を覚えておきます。
本当にさりげなく手助けして下さった…素敵なご婦人でした。
私もそうなりたい…。
「やってあげますね」という気持ちでなく、気が付いたら手を差し伸べていた
というように出来たら尚の事、いいですよね。
『恩送り』も↑のように出来たらいいなぁ。
ありがたいですね。
ひとりでは、色々出来ない事もあるから、
助けてくださる方に感謝ですね。
ユズリハの如く、しのみぃさんが、
困ってる方のお力になってあげたらよろしいかと思います。
でも、そういうときって、手助けしてくれる方の親切が身にしみますよね。
きちんとお礼を言えない状況だったのは、向こうも状況からわかっているし、
お礼を言われるよりトイレに行くのが間に合ってくれる方が先方にも嬉しいに決まってるから
落ち着いた今、心の中で感謝すればそれでいいと思いますよ。
あとは「恩送り」ができたらいいんじゃないかな。
恩返しは恩を受けた人にお礼にお返しをすることだけど
恩送りは、恩を受けた人ではなく、
別なとき別な困っている人に、自分が受けたような親切をしてあげることだそうです。^^