Nicotto Town



1/24 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2023/01/24
キラキラ
集めた場所 個数
ペット海浜公園 3
教会広場 3

4択  「カッパえびせん


キラキラ  「ペット海浜公園 ニコペット紹介所

     「教会広場」バス停

4択 一口食べたら止められない食べ物は → カッパえびせん



カッパ。かっぱ。河童。
日本語って書き方いっぱいあってそのニュアンスも読み手に届けられる良い言語だなーーと思うのだが、そう思ってるのは日本人だけで外人は「なんでひらがなとカタカナ2種類あるの・・・1つでいいじゃん・・・」と思うらしい。
まぁな!

You Tubeのクイーン公式動画のコメントはほぼ英語でたまにポルトガル語やスペイン語が混ざる。
その中に英語でコメントを書いたあと最後に必ず「アリガトウ」とつけている人がいた。
ある日、そのコメントに「お前はなんでいつも『アリガトウ』って書くんだ!」とイチャモンをつける人が現れた。
あーー、日本語が嫌いですか、そうですか、と見ていくと
「You Tubeは公共の場だ。ちゃんとARIGATOUはヒラガナで書け」
え?そっち???
すると「そうだそうだ。私の祖母は日本人だがサヨナラとアリガトウ、コンニチハはヒラガナで書くぞ!」「そうだよ!知らない人が間違ってARIGATOUはカタカナで書くものって覚えたらどうするんだ!」とコメントがついていく。
え。
外国人達、どれをひらがなで書いてどれをカタカナで書くって決まってると思ってるの?
いや、外国のもの、擬音はカタカナで書くと決まってはいるが、公共の場だってニュアンスを優先してひらがなで書いたり、日本のものだってカタカナで書いたりするし、そもそも戦前の人は正式文はカタカナで書くって習っていたんだぞ!
ついに最初にコメントを書いた日本人が「日本人のオレに日本語を教えようってのか!クイーンメンバーがカタカナを覚えたっていうからカタカナで書いてるだけじゃーー!」と爆発していた。

カタカナ、ひらがなの50音をまず国語の最初に習う。
んじゃ50音っていつ作られたんだ?というと
その原型は平安時代作。

醍醐寺蔵『孔雀経音義(くじゃくきょうおんぎ)』・11世紀初め・40音
キコカケク,シソサセス,チトタテツ,イヨヤエユ,ミモマメム,ヒホハヘフ・ヰヲワヱウ,リロラレル

西大寺『金光明最勝王経音義(こんこうみょうさいしょうおうきょうおんぎ)』1079年・50音
ラレロルリ ナネノヌニ マメモムミ アエオウイ ワヱヲフヰ ヤエヨユイ ハへホフヒ タテトツチ カケコクキ サセソスシ

ラリルレロ ワヰフヱヲ ヤイユエヨ アイウエオ マミムメモ ナニヌネノ ハヒフヘホ タチツテト カキクケコ サシスセソ

明覚上人 『反音作法(はんおんさほう)』1093年
アイウエオ カキクケコ ヤイユエヨ サシスセソ タチツテト ナニヌネノ ラリルレロ ハヒフヘホ マミムメモ ワヰウヱヲ

明覚上人のものが現在のに一番近い。
というか、これを利用して作ったんだけど!!

何故にお寺でこういったものが作られたかというとお経を学ぶ→中国語やお経の元となったサンスクリット語を学ぶ→母音と子音という概念があることを学ぶ→それらを利用して日本語を整理したらもっとお経読みやすくなるんじゃね?→やってみよう! ということらしい。
よく理解できないのだが、「日本語は音の響きを変更できるんじゃないか?」という発想らしいのだ。
例えば「居」。「ゑる(いる)」「をる(おる)」と読むこの漢字。
では「ゑ」と「を」を同じ行におき、その行の中にあれば入れ替えっても読むことができる、とする。
・・・らしい?
元々のインドで用いられていた悉曇(シッタン)が5音づつ区切って整理されていたので、日本語も5文字づつを1行としたらしい。
悉曇(シッタン)は梵語(サンスクリット語)を書くための文字だ。
墓地などに刺さっている木の卒塔婆(ストゥパから来る。釈迦の遺骨を納めた塔の意味)にかかれている変な文字。あれが梵語だ。
梵語を書くための悉曇を学習する悉曇学というものをやる人が僧侶やマニアの中にいて、そういった人たちが50音表を完成させていったらしい。

が。所詮はマニアのもの。
一般庶民は「いろはにほへとー」で文字を覚えていったらしい。
明治で50音表が採用されて初めて一般の人もそれで辞書を引いたりするようになったそうだ。
辞書自体は50音順のものは室町時代にでているし、江戸中期にもでている。
でも50音が一般的ではなかったので巻末に50音表がついていたのだった。
今や50音順の方が普通になってしまった。

ひらがな、カタカナ、どちらかに統一する、という話は何回かでていた。
漢字の廃止だってGHQのみならず戦前の伊藤忠商事を作った伊藤忠兵衛も唱えていた。
漢字の学習に使う時間を他の学習にあてろというのだ。
でもなぁ。
全部ひらがなorカタカナって読むの面倒だぞ?!
漢字があるから文章にメリハリ効いて理解やすいのだと思う。
外来語や擬音をカタカナ表記にする以外に、動物の表記もカタカナにすることが多いらしい。
例:ここにオオアリクイがいます。
その理由は文章の中にあって目立って理解しやすいからなのだそうだ。

そういった工夫で日本人は相手にニュアンスを伝えたり理解を促す文章を作るのだ!
相手に「ありがとう」と伝えたい時に相手が読める表記で書くのは当然OKなのさ!

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2023/01/24 21:06
ムスコの同棲相手が奈良県出身だと今日知った衝撃。




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