「自由の命運」
- カテゴリ:小説/詩
- 2023/01/07 05:09:14
読まれていると言うから、アセルモグル&ロビンソンの「自由の命運」上を読んでる。七割方は読んだところ。
ノーベル経済学賞にも近いと言われてるMITの教授とシカゴ大学の教授の共著。原題は、「The Narrow Corridor」、サブタイトル込で、「国家、社会、そして狭い回廊」。こっちの方が、内容がよく反映されてていいんじゃないかと思う。
なにが狭いかって言うと、アメリカ流の自由を尊重した政治体制を確立するのがなかなか難しくって、そのチャンスは狭いんで頑張らなくっちゃというのを、古代ギリシアから近世のアフリカ、南米、時間と空間をあちこち飛びながら、学者っぽく解説してみましたっていうものだけど、正直、これはプロパガンダ本。
アメリカバンザイ、アメリカは正しいぞっていうのを、トランプのような下品なスタイルではなく、ハーバード、ボストン、ニューインドランドのアメリカの政財界を牛耳っている洗練された人々のお好みのスタイルで語ってみせたもの。
上巻の半分くらいまで読み進むと、その匂いがプンプン臭ってくる。耐えられないので、途中で投げ出すことにする。
ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」みたいな良書とは、全然違うものなので、要注意だよな。
愛知県はそんなことないですよ。
成人の日はどんなカンジになりそうですか?
ウチは特には普通です。
九州だと凄いことになるらしいですね。
限る。内容以前に著者とパトロン
が。パトロンごっこの話だったら
遇を得ていんだけど、胸くそ悪い。
『鉛・現金・本を取れ』もあるけ
ど、こちらはお詫びです。小さい
頃に廃刊なった本らしいのですが、
どうでしょうか。大人になってか
らな、父と約束して、それっきり。
逆に、この本をいいと言って勧めてくる人たちの背後に、
あんたら誰からこの本を勧めて回ってって指示されとるの?
と聞いてみたいような気がする。
「銃・病原菌・鉄」みたいに、ただただ面白いし!っていうのとは、違うからね。
良書を視ると、良い部分を探した
くなる。
ギロチンの幻覚を2回も請ける訳
だ・・・・。
時間だよ。
反比するようにして、
動いた金と時間を贔屓に人間が
どう動くか。
良心でない。だからといって、
良書でないと限らないよ。
大阪(府)じゃにっちもかっち
もだな。商いとか。