重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2022/12/21 23:49:01
【ホープフルS】基本的にはハロン12秒前後を刻み続けるようなラップになりがちで19~21年は前後半差1秒以内のミドルペース。17年は2秒2の前傾。、18年は3秒4の後傾やけどスロー気味に流れる年もスパート地点は早めで結局レースの上がりは35~6秒台やから瞬発力なんかは求められへんレース。そもそも大前提として暮れの中山2000は体力の付き切ってへん2歳馬にとっては長距離戦みたいなもんやからね。軽いスピードよりスタミナや持続力重視。上がりの速いレースしか使ってきてへん馬はコントレイルやサートゥルナーリア級の器やない限り疑いたい。血統ではロベルトやステイゴールドといった暮れの中山中距離戦らしい血が目立つ。
東スポ杯1着のガストリックと3着ハーツコンチェルトは能力自体は高いけどどっちもスタートが遅くて直線の長いコースを後方から差す競馬しか経験がないからね。小回り向きの器用さや機動力があるかは現時点では未知。ファントムシーフも2戦とも直線の長いコースで3F瞬発力戦の経験しかない。まぁ、血統はノーザンダンサー系が何本も入ってて欧州馬みたいな血統表でスローの上がり勝負が得意かとなると微妙ではあるけどタフなレースの経験がない以上重視はしたくない。その点ミッキーカプチーノは相手が弱かったとはいえ前走同コースでロンスパ戦を経験してるのは大きい。大型馬で跳びも大きいから小回り向きかと言われるとどうかとは思うけど人気サイドでは重い印候補。面白そうなのはドゥラエレーデ。東スポ杯はこの時期の馬にはかなり厳しいペースをハナ争いしながら4着に粘ったのは評価して良い。速い脚を使えるタイプではないから小回りで上がりのかかるコースに替わっての逆転はあってもおかしくない。あとは軽いキレを求められるレースよりタフなレースで持ち味が生きるバレークイーン一族のセレンディピティ、京都2歳Sの1~3着馬もGⅠを勝つ大物感まではどうかも上がりのかかる小回り戦を好走してるから何頭かは買い目に加えたい。