Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②     


こんばんは!14日(水)は、北日本から東日本から西日本の日本海側では

雪や雨が降るでしょう。
また、北日本の日本海側や北陸を中心に、
雷を伴った非常に強い風が吹き、会場は大しけとなる見込みです。
暴風や高波、猛吹雪や吹き溜まりによる交通障害に警戒してください。
東北から北陸では落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
東日本から西日本の太平洋側は概ね晴れますが、
所によりにわか雨やにわか雪がありそうです。
南西諸島は雲の多い天気となって、にわか雨の所もあるでしょう。

東京の
 水道水源林
山の写真家と歩く
冬の静かな森

             冬へ 多摩川源流の山
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              奥秩父 笠取山

*この番組は2021年2月に放送したものです

*撮影:11月上旬

〇山の写真家 野川かさねさん

山の写真家野川かさねさん。
光が照らし出す自然の一瞬の表情を捉えた
独特の淡い風景が山好き女子に人気。
笠取山も大好きなフィールドなんだそうです。

前回は笠取小屋でコーヒーを飲む所までの紹介でした。
今回は野川さんに山小屋撮影テクニックを教わるところから始めます。

<山旅スタイル>
 山小屋撮影テクニック

山の写真家野川さんにとって山小屋も被写体の宝庫。

カシャ♪

〇八ヶ岳しらびそ小屋

撮影する際のポイントを教えてもらいます。

カシャ♪

「山小屋の方のこう普段での山小屋でのお仕事だったりとか~、
 時間の過ごし方っていうのをまず観察して∼、
 で、それのまず観察から始めて、
 それで撮影をするっていうその丁寧さは心掛けています」

野川流山小屋撮影のポイント。

カシャ♪

〇野川流 山小屋撮影のポイント

 山小屋を観察する

すぐに撮らずにまず山小屋を丁寧に観察する。
山小屋の生活リズムに合わせることで
自然体の写真を撮影することが出来るそうです。
そして自分に課しているルールがあるそうです。

「山小屋といえどもプライベートな空間なので
 そこにはちょっといきなり急に入って行くのは失礼かな~っと思って」

カシャ♪

〇野川流 山小屋撮影のルール

 距離感を大切にする

野川流山小屋撮影のルール。
仕事を邪魔しない距離感を大切にする。

〇野川流 山小屋撮影のポイント

 山小屋の空気感を表現する

そして山小屋の独特の空気感を表現する。

「山小屋に~、あの~、流れる時間とか∼、その中である光とか~、
 そういうものを一緒に~、あの~、撮ることで~、
 その~山小屋という存在を表現出来たらいいな~と思っていて」

カシャ♪

山小屋に流れる時間を映し出す野川さんの写真、素敵だな~。

時刻はお昼前、登山再開。
いよいよ多摩川の源、水干を目指します。

山小屋から歩くこと30分

「水干に到着しました~」

ここが多摩川の最初の一滴が流れる水干。
う~ん、でも水が無いですね~?

「ほんとはここから、あの~雨が降った翌日とか梅雨時期とか、
 そう雨が多い時はこうポタポタと多摩川の最初の一滴が流れているんですけど、
 今日ちょっと残念で~」

カシャ♪

これは夏の初めに野川さんが撮影した水干の写真。
最初の一滴が溜まってますね~。

「最初の一滴見られなかったんですけども、
 すぐあの~下に伏流水として湧き出てるあの所があるので、
 そっちにちょっと寄ってみたいと思います。
 ここから下に入ってきます」

は~い。
湧き水か~、楽しみ~。

水干から50m程下ると。

「流れてますね~。
 ちょっとソワソワと音が聞こえてきましたね」

水干の真下を流れる小さな沢、これが多摩川の最初の姿。
チョロチョロと可愛い流れ。

「つっ、冷たいです、やっぱり。
 ここからその138km流れて~、東京湾まで行くんですけど。
 何かこんな小さな流れが大きな川になって海になるっていうもう山から町。
 町から海っていう凄いその繋がりの最初の方の流れを見れるのは~、
 凄いいつも感慨深いです」

毎日使っている水はこうして生まれてるんだな~。

今回は水干の真下を流れる小さな沢の所までと致します。
次回は水道水源林の恵みについての紹介から始めます。





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