大雪
- カテゴリ:占い
- 2022/12/07 16:21:09
ニコットおみくじ(2022-12-07の運勢)
こんにちは!冬型の気圧配置の影響で、本州の日本海側は雪や雨が降る。
北海道は所々で吹雪。
太平洋側は晴れる所が多い。
沖縄は晴れのち曇り。
【大雪】 たいせつ
☆二十四節気の第21節目です。
「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」という言葉が
江戸時代に発行されました暦便欄(こよみびんらん)にあります。
雪がいよいよ降り積もって行く時期という意味になります。
[暦便欄]
江戸時代の中期から後期の常陸国宍戸藩5代藩主であります
松平頼救(まつだいらよりすけ)公が著者となっています暦の解説書です。
《松平頼救》公
1756年3月15日ー1830年6月24日
書道や茶道に優れました教養人でありまして、
「垂裕閣法帖(すいゆうかくほうちょう)」16巻を編纂しています。
〈垂裕閣法帖〉
常陸国水戸藩第8代藩主の徳川斉修(とくがわなりのぶ)公が
水戸徳川家分家で三連枝(さんれんし)であります
宍戸松平家5代頼救公に命じまして編纂されました
中国の名筆の拓本を集めました書です。
《徳川斉修》公
1797年4月12日ー1829年10月31日
第7代藩主徳川治紀公の長男として江戸小石川藩邸に生まれました。
若年の頃は聡明で知られまして、義公の再来と期待をかけられました。
*義公・・・第2代藩主水戸光圀公
文才芸能にも優れまして、小道具収集の趣味をお持ちになられ、
特にその書は秀でたもので、斉修公の性格を映しましてか、
書体は繊細で優美とされています。
しかし、生来体が丈夫ではなく、柔弱な性格でありました為、
藩政は譜代の重心に任せまして、領内士民に接します機会のなかった
藩主でした。
[三連枝(水戸三連枝)]
水戸藩分家で水戸三連枝と呼ばれます藩は・・・
・守山藩
・府中藩
・宍戸藩
①水戸藩分家(松平家)
初代水戸藩主徳川頼房(とくがわよりふさ)公の
四男頼元(よりもと)公は1661年に二万石を文知されまして、
常陸額田藩を立藩しました。
1770年に二代頼貞(よりさだ)公が陸奥守山に
転封されました。
*陸奥守山・・・福島県郡山市
七代目までは直系で続きましたが、
最後の頼之(よりゆき)公は水戸家からの養子でした。
1870年に常陸松川に移りまして、廃藩置県を迎えました。
*常陸松川・・・茨城県大洗町
②陸奥守山藩主
初代 松平頼元(よりもと)公 1629年ー1693年
徳川頼房公の四男、母は側室佐々木氏です。
1661年(33歳)に兄で水戸藩主の水戸光圀公から
水戸藩領のうち二万石を分与されまして諸侯に列しまして、
額田藩を立藩しました。
参勤交代を行わない定府大名でした。
③常陸府中藩主
初代 松平頼隆(よりたか)公 1629年-1707年
徳川頼房公の五男、母は側室藤原氏です。
1661年(33歳)に兄で水戸藩主の水戸光圀公から
水戸藩領のうち二万石を分与されまして諸侯に列しまして、
保内藩を立藩しました。
1700年(72歳)に五代将軍綱吉公から
陸奥・常陸国内で新知二万石を拝領しまして、
常陸府中藩を立藩しました。
この時保内の旧領は水戸藩に返還されました。
参勤交代を行わない定府大名でした。
1705年に77歳で隠居しました。
④常陸宍戸藩主
初代 松平頼雄(よりお)公 1630年ー1697年
徳川頼房公の七男、母は側室佐々木氏です。
1682年(53歳)に兄で水戸藩主の徳川光圀公から
水戸藩領のうち一万国を分与されまして諸侯に列しまして、
宍戸藩を立藩しました。
この人は隠居をしましてから太玄斎(たいげんさい)様を名乗っています。
この本そのものが、世の中に登場しましたのが1787年とされています。
現代における二十四節気等の暦の考え方を、
ある程度形付けた書物となっています。
<概要>
〇大雪
大雪は二十四節気の一つです。
@二十四節気
季節の移り変わりを知る為のもので、
約15日間ごとに24に分けられています。
大雪は毎年12月7日頃~12月21日頃にあたりますが、
日付が固定されている訳ではありません。
二十四節気は1年を太陽の動きに合わせまして24等分して決められますので、
1日程度前後することがあるからです。
2022年の大雪は、12月7日(水)~12月21日(水)です。
大雪といいましても、大雪から冬至までの期間を指す場合と、
「今日は大雪です」のように大雪に入る日を指す場合があります。
〇意味
大雪とは「雪が盛んに降りだす頃」という意味があります。
山の峰々は雪を被りまして、平地にも雪が降る時期です。
〇大雪の初侯・次侯・末侯
@初候:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)12月7日頃
空が閉ざされまして本格的な冬になるという意味があります。
重たい冬の雲が空を塞いでいるかのような真冬の空のイメージです。
@次侯:熊蟄穴(くまあなにこもる)12月12日頃
熊が穴に入りまして冬籠(ふゆごも)りを始める頃という意味があります。
冬籠りの間に熊は何も食せずに過ごしますので、
秋の間に沢山食し貯め込みます。
@末侯: 鱖魚群(さけのうおむらがる)12月17日頃
鮭が群がって皮を遡っていく頃です。
川で産まれました鮭は海を回遊しまして、
冬になりますと産卵の為に生まれ故郷の川に戻ります。
上流を目指しまして、流れに逆らいながら遡上します鮭の群れには、
自然の神秘を感じます。
問題 12月8日は「事八日(こよようか)といいまして、
「お事汁(おことじる)」という味噌汁を食しまして、
無病息災を祈る風習があります。
お事汁は別名「六質汁(むしつじる)と呼ばれまして、
6種の具材を入れます。
具材は地方によりまして・・・
・くわい
・焼き栗
・焼き豆腐
これらを入れたりもするようですが小豆は必ず入ります。
この中でお事汁に入ります具材を教えてください。
(例)里芋、大根、人参、小豆、蒟蒻
1、胡瓜(きゅうり)
2、牛蒡(ごぼう)
3、自然薯(じねんじょ)
ヒント・・・〇正解の野菜
@美東(正解の野菜) 山口県美祢市名産
カルスト台地の赤土育ちは、香り上室な絶品(正解の野菜)!
キク科の野菜で原産地は不明です。
日本へは中国から薬草として伝わったとされています。
@特徴
カルスト台地の石灰岩が長い年月の間に溶け出し酸化したもので、
炭酸カルシウムを含みます粘土質の土です。
お分かりの方は数字もしくはお事汁に入ります具材を野菜を
よろしくお願いします。