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納めの水天宮

ニコットおみくじ(2022-12-05の運勢)

おみくじ

こんばんは!寒気が流れ込み、全国的に雲が広がる。

九州から関東は所々で雨。
北陸から北海道は日本海側を中心に雨や雪となる。
沖縄は曇り。

【納めの水天宮】

☆江戸藩邸内の水天宮に参拝出来ます納めの日だったことから、
 納めの水天宮と呼ばれるようになりました。

<概要>

〇全国にあります水天宮の総本社

福岡県久留米市にあります水天宮。
社伝によりますと1190年(建久元年)、
千歳川の鷺野ヶ原(さぎのがはら)に高倉平中宮様に仕えておりました
官女であります按察使局伊勢(あぜちのつぼねいせ)様が
壇ノ浦の闘いから逃れまして創建したという古社です。

*千歳川・・・現:筑後川

*高倉平中宮様・・・建礼門院・平徳子様

〇平家ゆかりの全国水天宮の総本宮

「吾妻鏡」には按察使局伊勢様が安徳天皇を抱いて入水したと記されていますが、
源氏に捕縛され、鷺野ヶ原に移住したと推測されます。

*吾妻鏡・・・鎌倉時代に成立しました歴史書

@伊勢様

 剃髪をしまして名を千代と改めまして平家一門の菩提を弔いまして、
 村人に加持祈祷(かじきとう)を行いました為に、
 甘御前神社と呼ばれていました。

 *加持祈祷・・・神仏混淆(しんぶつこんこう)

 [加持祈祷(神仏混淆)]

  何らかの願望が叶えられるように神仏に対しまして行います
  一種の呪術作法です。

  本来密教では加持は如来様の大悲と衆生の信心を指しまして、
  祈祷は攘災治病(じょうさいちびょう)等の
  現世来復を意味しますものとして区別をされますが、
  一般には両者は同義に使用されます。

  加持では真言行者が手に印を結びまして口に真言を誦(しょう)し、
  心に仏菩薩を観じ、いわゆる三蜜加持を行います。

  日本の宮中では平安中期より毎年正月に行われます
  後七日御修法(ごしちにちのみしゅほう)では、
  東寺長者が加持降水をもちまして天皇にそそぎかけまして安穏を記念します。

 その後、戦火を避けまして各地に移りますが、
 1650年(慶安3年)に久留米第2代藩主であります有馬忠頼公が
 社地と社殿を寄進しまして、現在地に遷座しています。

 祭神は天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、
 平家一門の安徳天皇、高倉平中宮様、二位の尼様です。

 *二位の尼様・・・清盛公の正室であります平時子様

 創建の按察使局伊勢様は境内社の千代松神社に祀られています。

 古くから農業や漁業、後悔業者の間で信仰が厚く、
 加えまして子供の守護、安産の神、或いは病難や火災等の
 除災招福に霊験あらたかとされてきました。

 特に安産進行は今も有名で安産祈願が行われます他に、
 安産錦御守、御子守帯(みすずおび)等が授与されています。

 妊娠5カ月目の戌の日を目安に安産を願いまして帯を巻きます等、
 安産祈祷(昇殿参拝)は、8:00~15:30受付です。

 *安産を願いまして帯を巻きます・・・帯祝い

 *安産祈祷の時間・・・戌の日は16:00まで受付

 戌の日は混雑会費から妊婦の方1名のみの参拝となっておりますので
 注意が必要です。

 *妊婦の方・・・又は代理人

 縁日は・・・

 ・1日
 
 ・5日

 ・15日

 *縁日・・・月次祭(つきなみさい)

 12日に一度の戌の日は安産祈願で大いに賑わいます。

 巳の日には寳生弁財天様の神使であります巳日に因んで、
 社殿の扉が開かれまして、神像を拝観出来ます。

〇水天宮の行事(12月)

@12月5日 納めの水天宮

 江戸の藩邸内の水天宮に参拝出来ます納めの日だったことから、
 収めの水天宮と呼ばれるように。
 1年間で最後の御縁日となりますので、来る1年の多幸を祈願します。

@12月31日 年越しの大祓

 半年間のうち、知らず知らず積み重なりました罪と穢を払います。

問題 水天宮の水天とは仏教における天部の一人で須弥山(しゅみせん)の
   西に住んでいるとされる天の神です。

   天の神の十二天の一つでOの神がおられます。
   このOに入りますものを教えてください。

1、火

2、水

3、土

〇須弥山

仏教宇宙論におけます世界中心的な巨山です。

サンスクリット語でメール又はスメールといいます。
後者が須弥ないし蘇迷盧(そめいろ)と音訳されます。

@意訳

 妙高といいます。

水を湛えました金輪(こんりん)の中心に立ちまして、
水面上の高さは8万由旬(ゆじゅん)です。

*1由旬・・・一説には約7kmです

周囲には同心状に7つの山脈が取り巻きます。
最外周の山脈の皿に来たには、須弥山の東西南北の方向にあたりまして、
1つずつ大陸がありまして、そのうち南にありますのが、
我々の住みます大陸「贍部州(ぜんぶしゅう)」であります。

須弥山を中心に太陽、月、星が水平に回っています。
山の東西南北の面はそれぞれ異なります物質からなりますが、
瑠璃で出来ました南面は南の空を青く映えさせています。
山腹には四天王天(しだいおうてん)が住みまして、
頂上には帝釈天を首領とします三十三天「忉利天(とうりてん)」らが
住んでいます。

頂上には善見城(ぜんけんじょう)や殊勝殿(しゅしょうでん)がありまして、
一種の楽園となっています。

アレクサンドロス大王の東征伝に出ます山名メーロスやトルクメニスタンの
都市名メルブ(現:マリー)等と関連があるのかもしれません。

ヒント・・・〇正解のもの(竜神)

      竜神とは様々な由来を持って現代でも多くの人に
      崇拝されます神様です。

      <九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)>

       日本で龍神を祀ります神社の中で有名な神社では、
       九頭龍大神という竜神さまを祀ります神社が多いです。

       ・毒龍という災厄をもたらします神だったという龍神

        *箱根神社伝承(神奈川県)

       ・九つの頭を持つ鬼だった

        *戸隠神社伝承(長野県)

       ・ヤマトタケルノミコト様に退治されたという
        悪い存在とされますもの

        *千葉県の伝承

       ・霊泉に九頭龍大神が住まわれていた

        「三井寺(みいでら)伝承」(滋賀県)

       これらの調伏されまして後利益をもたらすようになったとか、
       霊験あらたかな九頭龍大神あった等、
       様々な出自のあります龍神様です。

      <八大竜王/八大龍王(はちだいりゅうおう)>

       仏教由来の龍神様です。

       インドでは龍という存在が古来から信じられていまして、
       龍は何頭もいると考えられていました。

       その龍の中で最も位の高い存在が龍王でありまして、
       それらをまとめて八大龍王といいます。

       お釈迦様の誕生時に祝福の甘露を降らせ、
       お釈迦様が後に悟りを開きましてからはお釈迦様と仏教の教えを
       守護する御法善神となりまして、
       仏教の神様の天部に属します。
   
       日本にもたらされますと・・・

       和修吉竜王(ヴァースキ/わしゅきつ)という竜王は
       九頭龍大神の進行と習合(同一視)されるようになります。
       忍野八海・銚子池に祀られています。
      
お分かりの方は数字もしくはOに入りますものをよろしくお願いします。

      
    









  








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