Nicotto Town


出逢いのあの日に行こう


文化の日の新聞②

新聞のクラシックコンサートの広告に、
「ピアニスト 清水和音」という文字と、
むさくるしい外見(失礼!)のオジサンの写真が載っていて、
「えっ?! このオジサン誰?!」と驚きました。

私が持っている清水和音さんのイメージは、
日本のリチャード・クレイダーマンとでもいうべき
シュッとしたイケメンで、
実際、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を生で聴いた時は、
超絶技巧を見せ付けたくてスピードを最優先したような、
驚くべき速さで演奏していて、
外見も演奏もカッコよさ重視なんだなと思いました。

しかし、そうか、あれからもう、30年以上経っているのか。
オジサンになるわけだよな。
やむを得ないことだけど、ちょっとガッカリ。
演奏を聴けば若い頃より今の方が良いかもしれないけど、
外見についてだけいえば、昔が良かっただけに残念です。

ちょっと違う話ですが、今読んでいる本に、
「定年退職した男の価値はゼロ」と書かれていて、
男は、何かを生み出すことをやめてしまったら、
存在価値が無いんだなあと思ってしまい、
加えて外見が劣化したら更に悲しいなあと思いました。
清水さんは、コンサートをやっているのだから、
存在価値はあるので大丈夫ですが、
何も持っていない男どもは弱いなあと思いました。








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