洋書を開くと時間の流れが遅くなります。
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/10/21 23:09:03
絵本から洋書読書をはじめて6ヶ月のまとめ。(ちょっと早いけど、30冊できりがいいので。)
低年齢向けの児童書で、自分の好みの読みたい本であれば、読めるようようです。
読めるというか、物語を楽しめます。英語は、どうもわかっていません。
洋書を読むのはとても楽しいのですが、ものすごく時間がかかってしまいます。
自分ではするすると読んでいる気がしているのに、かなり時間がかかっています。
電子辞書を引いている時間を割り引いても、時間がかかりすぎです。
まるで、英文が目から入って頭の中で何かカタチを成すまでの間に、時間の歪でも存在しているようです。
実感はないのに、信じられないくらい時間が経過してしまいます。
他のことをする時間が削られてしまうので、ちょっと困っています。
一時期、英文法を勉強したほうがいいんじゃないかといろいろ思い悩んだりしていましたが、
すっかりどうでもよくなってしまいました。
”この文章わからない”と意識してしまったとたん読めなくなることがあるんですが、
翌日、そのことを忘れて読み始めると、ひっかからずに通りすぎていたりします。
文法的にはまったく理解できない文章が出てきても、あんまり関係ないというか。
文章を理屈ではわかっていなくても、翻訳されたものを読むより伝わってくるものは多く感じます。
不思議なことに、日本語を読むよりずっと鮮明にイメージできることが多いです。
そのかわり、頭の中で文章は成立していないことが多いし、とにかく、読むのに時間がかかります…。
英語の学力的には、進歩はゼロに近いと思います。
読める洋書を読んでいるだけでは、今後も進歩しそうにありません。
単語は覚えようとしていなくて、じ単語を数行下でもまた調べてしまう程度の記憶力しかないし、
何度電子辞書を引いても、頭の中でイメージできたとたんほとんど忘れてしまっているし、
気にならないときは、知らない単語でも辞書を引かずに通りすぎていますが、
ひょっとするとほんの少し語彙は増えたかもしれないです。
でも、見てわかるようになった単語も、スペルは書けないし、適当な日本語に訳せません。
それに、始祖鳥とか覚えました(書けません)が、それが何の役に立つんだという感じです(笑)
もっと高年齢向きの児童書や一般書を読むには、やはり英語文法等の勉強が必要な気がします。
勉強はする気もしたくもないし、現状の自分がいちおう読めるレベルの読みたい洋書はたくさんあるので、
今のままで十分かな…。あと少し読む速度があがれば…。
30冊、総語数は、たぶん11万5千語ちょっとです。
”洋書”の冊数しか数えていないので、日本の書籍を加えるともう少しあります。
30冊のうち半数は、洋書読書というよりほとんど単に趣味の洋書絵本コレクション♪
Penguin Readers のレベル1~3を各1冊で、3冊。
I Can Read Booksのレベル2(アーノルド・ローベル)、7冊。
児童書のペーパーバック、2冊。この2冊だけでおよそ5万語です。
好みのフィクションだと読めるのは、電子辞書と読解力(?)にプラス、愛(笑)と物語の力かな。
それにしても、ヒッチハイクの新作、邦訳が待ち遠しいです~。
>楓サマ 何かに感動するのに、そのすべてを理解している必要はないすよね♪
って、感じですね☆★
これは、漢字が意味を表す文字だからなのか、単に自分が英語ができないからなのか、一瞬悩んで、結局いつも「漢字が表意文字だからすぐわかるできるだけなのだ!」=「自分の英語は悪くないのだ!」と自分自身に言い聞かせてます笑
それにしても、英語がわからない時でも、雰囲気で読み進められる読解力(?)、うらやましいです!僕は、和訳された本を読んで後に原本を読んで、なんとか内容を理解してます。でも、ヒッチハイクガイドはまだ和訳本が無い><