Nicotto Town


のほほん日記


死神さん家のはろうぃ~ん♪


「Trick or treat」

子供たちの声が響く夜の村。

村はずれにある石造りの古い屋敷にも、子供たちは足を延ばした。
村の大人から「近づいてはいけない」と言われていたが、めったに食べられぬ甘いお菓子に目がくらんだ子供たちの頭からその言葉は抜けていた。

南瓜のランタンが飾っているのを確認した子供たちは元気一杯声を張る。
「Trick or treat!お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃうぞ~」と。
鉄製の扉がぎぃぃぃと重そうな音を立てて開く。
キャンディーを髪に飾ったお姉さんが蝙蝠のを仮装をして現れた。
手には甘い香りのするキャンディーがいっぱい入ったポットを持っている。

「Happy halloween♪お菓子が欲しいの?子供たち。だったら私と謎かけしましょ。私の出した謎が解けたらお菓子をあげる。答えられなかったらアナタたちの一番大切なモノを頂くわ。どうする、謎かけ、する?しない?」


深夜になっても家に戻らぬ子供たち。
翌日になっても見つからず。10日すぎても、20日過ぎても…1年過ぎても見つからず。


翌年のハロウィンの夜、またも村はずれの石造りの古い屋敷に数人の子供たちの姿が。
「Trick or treat!」
鉄の扉が鈍くきしんだ音を立てて開く。
昨年と変わらぬ姿の女が姿を現す。
前の年との差が一つだけ。
彼女の後ろを飛んでいる蝙蝠の数が増えていた。
今年も彼女は謎かけ遊びを楽しむ。翌年も、その次の年もきっと…



なんて妄想しながらコーデしました。
村はずれに住む死神ちゃんコーデです❤
親の言うことはしっかり聞こうな、子供たち^ー^;




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