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彩の松ちゃん


ロシア南部ベルゴロド変電所攻撃の意味

クリミア大橋が爆発炎上してロシアの怒りはウクライナ全土の電力設備を一斉攻撃に発展したが、ウクライナとしてはこのまま黙るわけにはいかないので、同様にハルキウから70キロの最短距離のベルゴロドへ牽制の意味でミサイルを撃ち込んだと考えられる。あくまで電力設備をねらった攻撃であり、民間人への攻撃ではないのでこれ以上のロシア国内へ攻撃は無いだろう。
それからロシアが今回のウクライナ全土ミサイル攻撃で、かなり多くの精密誘導ミサイルを消耗していると思われるので、ベルゴロド変電所攻撃に対するロシアの反応を見る狙いもあるだろう。もし兵器に余裕があるならば、普通は即座に反撃を行ってくるだろうが、そうでなければ砲弾の在庫も限られていると予想できる。
それからお友達のベラルーシがロシアに協力する合意があったようだが、ベラルーシが参戦に及ぶかどうかは未定のところであり、もし参戦したとなればベラルーシの出鼻をくじく用意があると見せつけた攻撃と取ることも出来る。ベラルーシも下手に参戦して停電にさせられては国民が黙っているわけはないので、躊躇させる狙いもあるはずだ。
いずれにしてもロシア国内のベルゴロド変電所攻撃は、いろいろな意味が含まれている重要な攻撃ではないかと推察する。


またロシアでは、部分的動員令に基づく30万人の動員が間もなく完了するようであり、実際に動員できたかどうか分からないのであるが、今後の追加動員は行わないと明言した、そうしなければ国民の動揺は抑えられないし、反対デモや国外脱出はますます激しくなり、国内は混乱の渦が拡大することになって、政権を脅かされる危険性を感じているのだろうと予想する。


そしてNATOでは、ロシアから頻繁に飛ばされるミサイル攻撃に対して、スカイシールドなる防衛体制を構築することに合意している。一言で言えば、統合防空ミサイル防衛網の強化ということなのだが、それは専門家に聞いてもらいたい。




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