続くじらさん10/14
- カテゴリ:日記
- 2022/10/14 18:54:49
亀山研究所の基本は全て亀山所長を中心に動いている。
財界、政界へのコネが一人の才能によって確立されている為
「ちょっとやそっとのNGといえる行動」も理由があれば容認されるのだ。
では亀山所長の思惑全てが実行可能かといえばそうでもないのである。
まずは元上司である七竃みきには頭が上がらない、染み付いた感情だろう。
これには強制的な力は無いが「正論」の為聞かざるを得なくなってしまう。
天界からの監視役に天という男が居る、度を超えたNG行為は彼が止める。
一見仲が悪い風だが亀山にとってはゲームを楽しむスパイス程度でしかない
実際は鯨等が動かない限り飲みに行く事も無い関係である。
ララは亀山が珍しく「有能な職員」として認識している珍しい例である。
無能職員100人と彼女1人なら亀山は躊躇わず彼女を取るだろう。
ならララの言う事を聞くかと言えば・・・微妙な所なのである
ララ自身も亀山に「おねが~い♥」とか嫌なのだ、何でだろう。
鯨は亀山にとって追放したい職員五指に入る人間である。
「他職員の間に入って仲睦まじく話してて腹が立つ、所長俺やぞ」らしい。
では安曽はどの様な扱いなのかと言えば、物凄く重宝している。
蛙やギズモ達による諜報活動、安曽自身の「揉み消し」
資料作成能力や段取り、天などあまり会話したくない者との交渉代理能力。
実の所、あまり諍いが無いのだが亀山にとってみきの次位には
安曽という男は重要な部位に食い込んできてしまった男である事は間違いない。
居なくなれば60%程に施設運営能力は落ちるだろうと亀山は試算している。